企業概要

当社グループは、連結子会社2社と共に耐火煉瓦などの耐火物、セラミックス、プラント、建材及び舗装用材の製造販売並びに不動産賃貸業を展開しています。

各事業の内容と状況

耐火物事業： 主に耐火煉瓦の製造・販売。競争力のある製品開発と高機能・高品質の提供に注力。

プラント事業： 設計、製造、施工及び販売を行っており、新市場・新規顧客の開拓を推進。

建材及び舗装用材事業： 高機能製品の開発、新工法の導入に注力し、受注が順調に推移。

不動産賃貸事業： オフィスビルや住宅の賃貸により安定収入を確保。

従業員について

セグメントの名称	従業員数（人）	臨時従業員数（人）
耐火物事業	165	8
プラント事業	70	–
建材及び舗装用材事業	51	–
不動産賃貸事業	1	–
全社（共通）	49	2
合計	336	10

平均年齢：41.7歳、平均勤続年数：16.0年、平均年間給与：641.2万円

関連企業

主要な関連企業としては、美州興産株式会社と岩佐機械工業株式会社があります。これらの企業と連携しながら事業を展開しています。

業績

項目	2019年3月	2020年3月	2021年3月	2022年3月	2023年3月	前期比%
売上高（千円）	12,809,828	13,214,623	11,837,383	12,410,211	14,609,341	17.7%
経常利益（千円）	1,541,508	1,449,257	1,216,909	945,813	1,528,238	61.6%
親会社株主に帰属する当期純利益（千円）	980,816	1,013,329	857,837	680,082	1,072,155	57.7%

各指標の増減について

売上高や利益は、主要顧客の設備投資環境の回復や買収による寄与が大きく影響しました。一方、原燃料価格上昇分の転嫁が売上や利益に対して効果的である一方、一定の利益減少も見られました。

リスクについて

企業特有のリスクとして、主要な材料や燃料価格の変動、災害や感染症、特定業界依存などが挙げられます。これらのリスクが経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。

まとめ

この企業は、耐火物やプラント事業を始めとする多角的な事業展開を行い、堅調に成長しています。業績も前期比でプラスの成長を記録しており、特にプラント事業が好調です。ただし、原燃料価格の変動や市場動向には注意が必要です。全体的な見通しにおいては、今後も安定した成長が期待されます。