企業概要

当社グループは、「はかる」技術を企業使命とし、計測・計量機器、半導体関連機器及び医療・健康機器の製造・販売を主な業務としています。また、2022年4月1日付で株式会社ホロンとの経営統合により持株会社体制へ移行しました。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の3つの事業セグメントを主に展開しています。

• 計測・計量機器事業: 主な製品は計測・制御システムや試験機、電子天秤など。国内外で製造・販売を行い、全体の売上高は9.9%増加しました。
• 半導体関連事業: 主な製品は半導体測定・検査装置など。市場の需要増に支えられ、売上高は36.1%増加しました。
• 医療・健康機器事業: 主な製品は家庭用デジタル血圧計など。米州や欧州の売上が堅調で、売上高は13.8%増加しました。

従業員について

(注: 臨時雇用者数は〔〕内に記載)

関連企業

当社グループは、計測・計量機器や医療・健康機器を製造・販売する21の子会社および関連会社1社で構成されます。主要な関連企業には、国内外で製造・販売を行うA&D ENGINEERING, INC., A&D AUSTRALASIA PTY LTDなどがあります。

業績

各指標の増減について

売上高・経常利益が増加した主な要因は、新たなグループ編成の効果および為替相場の変動です。また、研究開発費の増加による開発効率の向上も寄与しました。

リスクについて

当社グループの主なリスクは以下の通りです。

• 海外事業活動のリスク: 法律や規制の変更、自然災害、戦争やテロ等。
• 為替レートの変動リスク: 外貨建取引による損益の変動リスク。
• 借入金等への依存リスク: 金利の変動による財務状態への影響。

まとめ

本年度、当社グループは全体的に好調であり、売上高や各指標が大幅に増加しました。今後も新技術の導入や効率化を図り、持続的な成長を目指します。特に半導体関連事業と医療・健康機器事業における市場需要の増加が業績を押し上げました。一方で、海外事業活動や為替レートの変動に対するリスク管理が重要です。今後の展望として、引き続き成長を期待される企業です。