企業名 | 株式会社松屋アールアンドディ |
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URL | https://www.matsuyard.co.jp/ |
業種 | 輸送用機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 295.0 |
所在地 | 大野市鍬掛第20号1番地2 |
有価証券報告書の解説
企業概要
この企業は、縫製自動機の開発・製造・販売と医療機器・自動車安全部品の製造販売を主に行っている企業グループです。メディカルヘルスケア事業、セイフティシステム事業、及びその他事業の3つのセグメントに分かれています。
各事業の内容と状況
メディカルヘルスケア事業
この事業では、主にオムロングループ向けに血圧計腕帯を製造・販売しています。顧客に合わせた受注生産が特徴で在庫リスクが低いです。
セイフティシステム事業
自動車安全装置や自動車内装品向けの縫製自動機の開発・製造・販売を行っています。この分野においても自動化、省人化のニーズに応えた高度な自動機を提供しています。
その他事業
様々な顧客向けに縫製自動機の開発・製造・販売を行っています。長年の知識と技術を活かし、家具、インテリア、アパレルなど多岐にわたる分野でのニーズに対応しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数 (名) | 平均年齢 (歳) | 平均勤続年数 (年) | 平均年間給与 (千円) |
---|---|---|---|---|
メディカルヘルスケア事業 | 12(4) | 48.3 | 11.8 | 4507 |
セイフティシステム事業 | 19(2) | |||
その他事業 | - | |||
全社 (共通) | 8 | |||
合計 | 39(6) |
関連企業
以下の連結子会社が主要な関連企業として報告されています。
- 瑪茨雅商貿(上海)有限公司
- Matsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.
- Matsuya R&D(Myanmar)Co.,Ltd.
- タカハター株式会社
業績
決算年月 | 売上高 (千円) | 経常利益 (千円) | 当期純利益 (千円) | 総資産額 (千円) | 自己資本比率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
2019年3月 | 7,517,353 | 223,431 | 113,683 | 4,091,101 | 43.5 |
2020年3月 | 8,631,168 | 380,826 | 223,041 | 5,054,022 | 39.6 |
2021年3月 | 7,269,855 | 830,907 | 568,581 | 6,204,553 | 45.1 |
2022年3月 | 5,640,337 | 408,678 | 165,297 | 6,889,184 | 47.0 |
2023年3月 | 7,164,225 | 675,221 | 425,702 | 8,743,538 | 43.2 |
各指標の増減について
以下に、前期比で増加した主な要因を記載します。
- 売上高が前期比で27.0%増加した主因は、血圧計腕帯の売上の回復および縫製自動機の大口受注増大によるものです。
- 当期純利益が157.5%増加したのは、営業利益の増加と税金費用の増加が主因です。
リスクについて
この企業に関連する主なリスクは以下の通りです。
- 顧客の属する業界についてのリスク:ヘルスケア業界と自動車業界の景況に大きく影響を受ける。
- 特定顧客への取引依存についてのリスク:オムロングループへの依存度が高い(売上の48.7%)。
- 生産拠点の集中についてのリスク:ベトナムに生産拠点が集中しているため、政治的、地政学的リスクが高い。
まとめ
当企業の現状は比較的好調であり、特にメディカルヘルスケア事業が成長しています。2023年3月期の実績は、売上高、経常利益、当期純利益ともに改善しています。ただし、特定顧客への依存度が高いことや、生産拠点の集中などのリスクも存在します。全体的には堅調な業績を維持しており、今後の市場動向に注意しながら投資検討する価値があると考えられます。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。