2023-06-30有価証券報告書 株式会社安藤・間

企業名 株式会社安藤・間
URL https://www.ad-hzm.co.jp/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 17006.0
所在地 港区東新橋1丁目9番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、建設事業(土木・建築)を柱に、事業ポートフォリオの多様化を図り、国内外で事業を展開しています。主要子会社は、安藤ハザマ興業株式会社(建設用資材の販売及びリース)、青山機工株式会社(施工協力)、菱晃開発株式会社(不動産事業)、その他海外子会社があります。

各事業の内容と状況

当社グループは、土木事業、建築事業、グループ事業の3セグメントに分かれており、それぞれの事業において顕著な成果を挙げています。特に、ICTやAIを活用した技術開発、脱炭素社会への対応、DX推進、人的資本の強化など多岐にわたる施策を推進しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
3283 46.0 17.6 8,823,698
セグメントの名称 従業員数(人)
土木事業 1248
建築事業 1888
全社(共通) 147
合計 3283

関連企業

当社グループは、国内外に複数の子会社と関連会社を有しています。主要な関連企業は以下の通りです。

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
安藤ハザマ興業株式会社 東京都江東区 152 建設用資材の販売・リース 100% 当社グループの建設用資材の販売・リースを行っています。役員の兼任等あり。
青山機工株式会社 東京都台東区 80 施工協力 100% 当社の建設事業において施工協力しています。役員の兼任等あり。
菱晃開発株式会社 東京都港区 80 不動産事業 100% 当社グループの不動産事業を担当しています。役員の兼任等あり。
ハザマアンドウ(タイランド) タイ・バンコク市 14百万THB 建設事業 50% 当社グループのタイにおける建設事業を行っています。役員の兼任等あり。

業績

回次 決算年月 売上高(百万円) 経常利益(百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)
第6期 2019年3月 359,971 22,495 8,862
第7期 2020年3月 378,135 23,983 16,803
第8期 2021年3月 352,146 25,890 17,188
第9期 2022年3月 340,293 25,838 17,671
第10期 2023年3月 372,146 19,608 15,187

各指標の増減について

売上高は前期比で9.4%の増加(+9.4%)し、3,721億円となりましたが、営業利益は25.4%減(-25.4%)の198億円となりました。

  • 土木事業: 受注高は15.8%減(-15.8%)、売上高は1.1%増(+1.1%)、営業利益は5.2%減(-5.2%)
  • 建築事業: 受注高は30.8%増(+30.8%)、売上高は15.5%増(+15.5%)、営業利益は29.6%減(-29.6%)
  • グループ事業: 売上高は10.6%増(+10.6%)、営業利益は35.8%減(-35.8%)

リスクについて

当社グループは様々なリスク要因に直面しています。特に、競争環境の悪化、法令諸規制の変更、国外の事業環境の変化、気候変動リスク、感染症の蔓延、労務費および資材価格の高騰、技術者の不足、労働災害、情報漏洩、DX対応の遅れ、反社会的勢力との接触などが挙げられます。これらのリスクに対しては適切な対策を講じ、万全のリスク管理体制を構築しています。

まとめ

当社グループの2023年度の業績は好調に推移していますが、各事業における利益率の低下や減益が見られるため、一層の成長戦略が必要です。それでも、建設事業は堅調であり、新技術の開発やDX推進への取り組みが評価されています。今後も持続可能な成長を実現するため、ESG経営の推進や人的資本の強化に注力し、投資家の信頼を維持します。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。