| 企業名 | 株式会社フーディソン |
|---|---|
| URL | https://foodison.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 100.0 |
| 所在地 | 中央区勝どき３－３－７ |
企業概要
この企業は、「世界の食をもっと楽しく」というミッションのもと、生鮮流通プラットフォーム事業を展開しています。主にBtoBコマースサービス、BtoCコマースサービス、そしてHRサービスを提供しています。創業当初から「フード × テクノロジー」をテーマに、食産業において新しい循環を生み出すべく活動しています。
各事業の内容と状況
BtoBコマースサービス
このサービスでは、生産者・卸業者・メーカーから仕入れた食品を自社ウェブサイト「魚ポチ」に掲載し、主に飲食店に販売しています。多種多様な商品を迅速に店舗へ配送し、ユーザーの利便性を高めています。
BtoCコマースサービス
このサービスでは、一般の消費者向けに「sakana bacca」という店舗を通じて、独自のルートで仕入れた水産品を提供しています。東京都内に8店舗を展開しており、足元の需要に応じた商品ラインナップを揃えています。
HRサービス
このサービスでは、飲食店やスーパーマーケット向けに食品を取り扱う人材を紹介しています。「フード人材バンク」を通じて、労働市場の需要に応じた最適なマッチングを実現しています。
従業員について
| 項目 | 2023年3月31日現在 |
|---|---|
| 従業員数（正社員＋契約社員） | 101人 |
| 平均年齢 | 36.4歳 |
| 平均勤続年数 | 3.8年 |
| 平均年間給与 | 4,742千円 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社フーディソン大田 | 東京都大田区 | 500万円 | 食品・加工品の流通業及び販売業 | 役員の兼任、当社商品の販売及び仕入、資金の貸付 |
業績
| 項目 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 2,955,671 | 3,592,211 | 5,279,487 | 47.0 |
| 経常利益（千円） | △58,610 | △8,197 | 139,693 | － |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | △64,430 | △12,802 | 100,916 | － |
| 包括利益（千円） | △64,430 | △12,802 | 100,916 | － |
| 純資産額（千円） | 402,140 | 389,337 | 1,943,629 | － |
| 総資産額（千円） | 1,439,295 | 1,537,218 | 3,017,414 | － |
| 1株当たり純資産額（円） | △340.33 | △343.81 | 441.19 | － |
| 1株当たり当期純利益（円） | △17.51 | △3.48 | 25.97 | － |
| 自己資本比率（％） | 27.9 | 25.3 | 64.4 | － |
| 自己資本利益率（％） | － | － | 8.7 | － |
| 栄活動によるキャッシュ・フロー（千円） | △219,650 | △96,067 | 296,084 | － |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー（千円） | △46,426 | △46,458 | △61,840 | － |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー（千円） | 374,632 | 36,130 | 1,150,305 | － |
| 現金及び現金同等物の期末残高（千円） | 917,262 | 810,867 | 2,195,418 | － |
各指標の増減について
売上高は前期比47.0％増と大きく増加しました。これは、新規ユーザーの獲得及び既存顧客のリピート売上が大きな要因です。経常利益も黒字化し、当期純利益は100,916千円となり、年度末の現金及び現金同等物の残高も増加しました。
リスクについて
この企業特有のリスクとして、以下が挙げられます。
- 産業の成長性: 食品Eコマース市場の成長が予測通り進まなかった場合、企業業績に影響があります。
- 競合: 競合他社の出現により、競争が激化した状況が続いた場合、営業利益への圧力が増します。
- 法規制: 食品衛生法や景品表示法などの法規制への対応が不十分だった場合、事業活動に大きな影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
この企業の業績は堅調に推移しており、特にBtoBコマースサービスの成長が著しいです。新規ユーザーの獲得や効率的なオペレーション管理が業績を押し上げています。現状の見通しも好調であり、今後の成長が期待されます。
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