企業名 | 株式会社ドウシシャ |
---|---|
URL | https://www.doshisha.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4993.0 |
所在地 | 大阪市中央区東心斎橋1-5-5 |
企業概要
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ドウシシャ)及び子会社19社により構成されており、生活関連用品の卸売業を主たる業務としております。具体的には、開発型ビジネスモデルと卸売型ビジネスモデルを用い、さまざまな商品を提供しております。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に開発型ビジネスモデル(例:家電、家庭用品等)と卸売型ビジネスモデル(例:時計、鞄関連等)に分かれています。
開発型ビジネスモデル
食品関連では焼き干し芋やグミなどが好調で、家電関連ではオリオンのスマートテレビが好調に推移しました。一方で、冬物家電の販売が伸び悩みました。
卸売型ビジネスモデル
ブランドバッグや時計、化粧水やUVスプレー、ブランドスイーツ「T.D.Early」などの販売が好調に推移しました。特に、中元・歳暮ビジネスやアミューズメント関連の商品が好調でした。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 従業員数(人) |
---|---|---|
開発型ビジネスモデル | 332 | (26) |
卸売型ビジネスモデル | 257 | (10) |
その他 | 511 | (413) |
全社(共通) | 287 | (68) |
合計 | 1387 | (517) |
なお、平均年齢は41歳9ヶ月、平均勤続年数は12年8ヶ月、平均年間給与は6,027,675円です。
関連企業
関連企業には、物流事業を行う株式会社ドウシシャロジスティクス、介護福祉事業を行うライフネット株式会社、開発型ビジネスモデル商品の販売を行う株式会社カリンピアがあります。
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 純資産額(百万円) | 総資産額(百万円) |
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第43期 | 2019年3月 | 98,668 | 6,065 | 4,263 | 70,405 | 90,181 |
第44期 | 2020年3月 | 96,238 | 6,260 | 4,211 | 71,032 | 82,798 |
第45期 | 2021年3月 | 101,257 | 9,734 | 6,588 | 74,767 | 94,028 |
第46期 | 2022年3月 | 101,027 | 7,598 | 5,132 | 76,712 | 94,371 |
第47期 | 2023年3月 | 105,709 | 8,342 | 5,621 | 79,704 | 98,188 |
各指標の増減について
当期の売上高は105,709百万円(前期比 4.6%増)、経常利益は8,342百万円(前期比 9.8%増)、純利益は5,621百万円(前期比 9.5%増)となり、全体的に好調な業績を示しています。
リスクについて
当社グループのリスクとしては、以下の点が挙げられます。
- 景気動向や消費動向の変動のリスク: 消費者の消費動向に大きく影響を受ける可能性があります。
- 為替リスク: 為替レートの急激な変動により仕入コストに影響が出る可能性があります。
- カントリーリスク: 海外生産に依存しているため、海外の治安や政治情勢が業績に影響する可能性があります。
- 情報セキュリティリスク: 顧客情報の漏洩が会社の信用に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 自然災害リスク: 国内での大規模な自然災害が営業活動に影響する可能性があります。
まとめ
総じて、当社は好調な業績を維持しており、今後も増収増益の見通しが立っています。特に開発型ビジネスモデルと卸売型ビジネスモデルがバランス良く成長している点が評価されます。ただし、景気動向や為替リスク、カントリーリスク等の各種リスクは依然存在しているため、これらに対する対応策を強化する必要があります。特に海外生産に依存するリスク管理は継続的な課題となります。アナリストとしては、現時点では当社の業績は好調であると評価しますが、リスク管理の面で引き続き注視する必要があると考えます。
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