2023-06-30有価証券報告書 株式会社ソフトフロントホールディングス

企業名 株式会社ソフトフロントホールディングス
URL https://www.softfront.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 22.0
所在地 千代田区九段南一丁目4番5号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ソフトフロントホールディングス)及び子会社3社により構成されており、コミュニケーションソフトウェア・サービスの提供を主たる業務としています。

各事業の内容と状況

当社はボイスコンピューティングを中心に、様々なコミュニケーション・プラットフォーム事業を展開しています。特に自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」やクラウド電話サービス「telmee(テルミー)」が主力製品として注目されています。また、Webサイトやコンテンツを構築・管理・更新できる「SITE PUBLIS(サイト パブリス)」も重要な製品です。

従業員について

連結従業員の状況は以下の通りです(2023年3月31日現在)。

事業部門の名称 従業員数(名)
コミュニケーション・プラットフォーム関連事業 38
全社(共通) 10
合計 48

提出会社の状況は以下の通りです(2023年3月31日現在)。

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
10 46.5 9.0 5253

関連企業

関連企業の主要な情報は以下の通りです。

名称 住所 資本金(千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社ソフトフロントジャパン 東京都千代田区 90000 ソフトウェア業 100 シェアードサービスの提供、役員の兼任あり
株式会社ソフトフロントマーケティング 東京都千代田区 9900 媒介販売業 100 シェアードサービスの提供、資金の貸付、役員の兼任あり
株式会社サイト・パブリス 東京都千代田区 92000 Web系製品、サービスの企画・開発および販売 60.71 資金の貸付、役員の兼任あり

業績

回次 決算年月 売上高(千円) 経常利益又は経常損失(△)(千円) 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 包括利益(千円) 純資産額(千円) 総資産額(千円) 1株当たり純資産額(円) 1株当たり当期純利益(円)
第22期 2019年3月 471,455 △302,180 △272,563 △285,291 161,469 437,108 5.90 △11.12
第23期 2020年3月 291,226 △158,197 △193,147 △193,147 143,351 340,922 4.94 △7.31
第24期 2021年3月 310,102 37,207 54,296 54,296 205,183 418,145 7.41 1.97
第25期 2022年3月 377,803 △34,248 △29,059 △28,208 555,584 819,696 15.75 △1.02
第26期 2023年3月 763,829 △51,820 △59,408 △60,385 495,416 772,916 13.81 △1.94

各指標の増減について

売上高は第25期と比べて102.2%増加しましたが、経常利益は依然としてマイナスであり、経常損失は前期比51.22%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も59,408千円の損失を計上しています。

リスクについて

当社グループの主なリスクは、以下の通りです。

  • 既存事業の収益基盤について:収益基盤が不確実であり、事業基盤の構築が進捗しない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • M&A等について:デューデリジェンスで確認できなかった問題が生じる可能性や、シナジー効果が想定通りに発揮されない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 資金調達方法の限界について:株式の流動性が低下すると新たな資金調達が難しくなる可能性があります。
  • 研究開発について:技術動向と現実の間に齟齬が生じた場合、または他社との技術開発競争が激化した場合、予想外の支出や失敗の可能性があります。
  • 知的財産権の侵害について:将来的に第三者の知的財産権を侵害しているとクレームを受けた場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 製品の不具合(バグ)の発生について:提供する製品に不具合が発生し、顧客が損害を受けた場合、損害賠償請求や市場での信頼損失の可能性があります。

まとめ

当社の現状は、売上高が順調に増加しているものの、経常損失や純利益は未だ赤字が続いています。主要製品の拡販や新たな技術開発に力を入れており、引き続き成長が期待されますが、収益基盤の不確実性やM&Aリスク、資金調達の問題が課題となっています。現在の業績は不調と言わざるを得ませんが、今後の事業展開次第では好転の見込みもあります。


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