企業名 | 株式会社ジャパンエンジンコーポレーション |
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URL | https://www.j-eng.co.jp/ |
業種 | 輸送用機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2215.0 |
所在地 | 明石市二見町南二見1番地 |
有価証券報告書の解説
企業概要
当社グループは、舶用内燃機関(主機関)の製造販売を主な事業とし、それに係わる部品販売や修理などを展開している企業グループです。主要な成果としての次世代脱炭素燃料エンジンの開発が進展中で、特にアンモニアや水素燃料エンジンの開発に注力しています。
各事業の内容と状況
当社は主で以下の事業を展開しています:
- 主機関事業: 主に舶用内燃機関の製造と販売。近年では環境対応型エンジンの需要が高まり、アンモニアや水素燃料エンジンの開発を推進しています。
- アフターサービス事業: 顧客に対する修理・部品の提供などのサービスを展開。船舶の老朽化に伴う修理需要の高まりや環境規制対応の改造工事が見込まれています。
- ライセンス事業: 海外ライセンシーへの技術提供を通じた収益モデルを構築。グローバル展開の推進で市場シェアの伸長を目指します。
従業員について
2023年3月31日現在の従業員数や平均年齢、平均給与は以下の通りです:
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
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355 | 41.2 | 8.9 | 5,856,375 |
関連企業
関連企業として、以下の企業があります:
- HyEng㈱(兵庫県明石市二見町) – 水素燃料エンジン並びにその関連附属装置に関する一切の事業、議決権の所有割合は33.3%です。
業績
連結経営指標
回次 | 第122期 | 第123期 | 第124期 | 第125期 | 第126期 |
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決算年月 | 2019年3月31日 | 2020年3月31日 | 2021年3月31日 | 2022年3月31日 | 2023年3月31日 |
売上高 (千円) | - | 10,151,972 | 11,687,795 | 13,164,135 | - |
経常利益 (千円) | - | 174,105 | 400,568 | 613,090 | - |
各指標の増減について
業績指標の増減については、以下の理由や要因が挙げられます:
- 売上高: 前年度比で10%以上の増収が続いており、特に新規エンジンや環境対応型製品の需要増が要因です。
- 経常利益: 増収と同様に利益も増加傾向、特に経費削減と工場の生産効率の向上が寄与しています。
- 当期純利益: 高い利益率のプロジェクトが進行しており、企業全体の収益性が向上しています。
リスクについて
当社特有のリスクや特に投資家が気にすべきリスクは以下の通りです:
- 受注環境リスク: 世界経済の動向や新型コロナウイルス感染症による影響が受注に影響を与える可能性。
- 特定取引先依存リスク: 主機関の部品調達が特定供給元に依存しており、供給元の状況によって調達が不安定になる可能性があります。
- 原材料価格変動リスク: 原材料や購入部品の価格高騰が業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 為替変動リスク: 海外調達や外貨建て取引による為替レートの変動が収益に影響する可能性。
- 売掛債権回収リスク: 取引先の信用不安や市場環境の急変による不良債権の発生リスク。
- 工事量リスク: 工場の作業量が予想を下回ると作業レートの悪化が生じ、業績に影響を及ぼす可能性。
まとめ
当社は環境対応や新規技術の開発に注力することで、次世代燃料エンジン市場での先進的なポジションを確立しています。売上高・利益共に着実に成長を続けており、特に高収益プロジェクトの数が増加しています。しかし、受注環境や特定取引先への依存、原材料価格の変動など、依然としてリスクが存在しています。全体としては、業績好調であると評価でき、今後も成長を期待できる企業です。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。