2023-06-30有価証券報告書 旭コンクリート工業株式会社

企業名 旭コンクリート工業株式会社
URL https://www.asahi-concrete.co.jp/
業種 ガラス・土石製品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1204.0
所在地 中央区築地1丁目8番2号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、コンクリート二次製品の製造販売及び関連する諸工事の請負を主な内容とするコンクリート関連事業と、不動産事業を運営しております。また、主要株主の太平洋セメント㈱の特約販売店としてセメント等も調達しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の二つの主要セグメントに分かれます:

  • コンクリート関連事業: コンクリート二次製品(ヒューム管、ボックスカルバート、耐震性防火水槽など)の製造および販売、敷設工事、工事用資材の仕入・販売など。
  • 不動産事業: 保有するマンション等の賃貸事業。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
199 45.5 17.6 5003

従業員の主な配属は以下の通りです:

セグメントの名称 従業員数(名)
コンクリート関連事業 192
不動産事業
全社(共通) 7
合計 199

関連企業

関係会社として、日本ヒューム㈱があります。

名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
日本ヒューム㈱ 東京都港区 5251 製造業 6.1(29.7) コンクリート製品の売買及び役員の兼務

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高 (百万円) 65,840 1.8
営業利益 (百万円) 3,450 -5.6
経常利益 (百万円) 4,300 -10.3
当期純利益 (百万円) 3,110 0.6

各指標の増減について

売上高が増加した一方で、原材料費の高騰などにより営業利益と経常利益は減少しました。しかし、特別利益として投資有価証券の売却益が計上されたことで、当期純利益はわずかに増加しました。

リスクについて

当社に特有のリスクとして以下が挙げられます:

  • 公共事業への売上依存度: 公共事業への依存が大きく、官公庁の財政状況によって業績に影響が出る可能性がある。
  • 主要原材料の価格変動: 原材料費の高騰による製造コストの増加が業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
  • 債権管理: 取引先の業績悪化による売上債権の回収遅延や貸倒れが発生するリスク。
  • 固定資産の減損損失: 保有する固定資産に減損が発生した場合の業績への影響。
  • 新型コロナウイルス感染症: 感染症拡大による公共事業や民間需要の減少リスク。

まとめ

当社はコンクリート関連事業と不動産事業を主要なビジネスとしています。総じて売上高は増加しましたが、原材料費の高騰が利益率に影響を与えています。しかし、新技術の開発や市場開拓に努める姿勢は堅持しており、中長期的な展望は明るいと言えます。

リスク管理もしっかりと行われており、今後の成長も期待できると考えています。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。