2023-06-30有価証券報告書 日本化学産業株式会社

企業名 日本化学産業株式会社
URL https://www.nihonkagakusangyo.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1034.0
所在地 台東区下谷二丁目20番5号






有価証券報告書解説


企業概要

当社グループは、薬品および建材の製造・販売を主な事業としており、二次電池用正極材の受託加工や住宅建材製品など、多方面にわたる製品を提供しています。1939年に創業し、継続的な製品開発と海外進出も行っています。

各事業の内容と状況

薬品事業: 工業薬品を中心に製造販売。主に表面処理用薬品、触媒用薬品、電池・電子部品用薬品など、多岐にわたる製品を提供しています。福島第一工場での受託加工やタイの子会社を活用した海外市場への展開も強化しています。

建材事業: 主に住宅向けの建材を製造販売。防火・通気・防水機能を持つ製品が主要な製品群となっています。

従業員について

項目 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
全社 380 (103) 41.9 15.8 6,347,118

関連企業

サイアム・エヌケーエス CO.,LTD. (タイ): 工業薬品の製造販売を行う完全子会社

業績

指標 当期 (2023年3月) 前期比 (%)
売上高 (百万円) 24,062 1.5%
経常利益 (百万円) 3,265 -27.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2,234 -31.0%
包括利益 (百万円) 2,023 -40.7%
純資産額 (百万円) 43,362 3.2%
総資産額 (百万円) 50,060 1.2%
1株当たり純利益 (円) 113.24 -30.5%

各指標の増減について

今期の売上高は1.5%増加しましたが、経常利益や当期純利益は大幅に減少しました。これは主に原材料やエネルギーコストの高騰が原因です。また、一部設備の減損や本社移転に伴う固定資産除却損も影響しました。

リスクについて

薬品事業や建材事業において原材料価格の変動リスクがあります。また、海外への依存度が高いため、地政学リスクや法規制の変更、自然災害などのリスクも存在します。さらに、新型コロナウイルスなどの感染症による影響も懸念されます。

まとめ

当社の現状は、売上高は堅調に推移しているものの、収益性に課題があります。コストの増加が利益に大きく影響しており、今後の課題はコスト管理と新製品・新市場の開拓にあります。総合的に見ると現状は横ばいですが、リスク管理と戦略的な投資が成功すれば、将来的には回復の見込みがあります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。