2023-06-30有価証券報告書 クオリプス株式会社

企業名 クオリプス株式会社
URL https://cuorips.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 10.0
所在地 中央区日本橋本町三丁目11番5号 日本橋ライフサイエンスビルディング2、507






有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発と商業化、独自の「CLiC-1」施設を利用したCDMO事業を主たる事業目的としています。主に、ヒトiPS細胞由来の心筋細胞シートの製造・販売を行っており、関連する分化誘導技術や未分化細胞除去技術を駆使して、高純度の心筋細胞の提供を行っています。

各事業の内容と状況

再生医療等製品事業

ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造・販売を行っており、現在は主に虚血性心疾患を対象としています。この事業は大阪大学や第一三共株式会社との共同研究開発を基盤としており、高い技術力により独自性を持った製品を提供しています。

CDMO事業

商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を利用した製造開発受託事業を展開しています。これにより、他企業の研究開発をサポートし、収益を得ています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
46(契約社員6人) 44.0 2.4 5,752,933

関連企業

主な関連企業は以下の通りです。

  • 第一三共株式会社 – 医薬品の製造販売

業績

今期 前期 前期比(%)
売上高 38,278千円 13,919千円 +175.1
営業損失 450,435千円 373,264千円 +20.6
経常損失 450,418千円 373,140千円 +20.7
当期純損失 452,077千円 375,337千円 +20.4

各指標の増減について

  • 売上高はCDMOサービスの拡充により大幅に増加しました。
  • 営業損失と経常損失は、研究開発費用および事業拡大に伴う費用の増加が影響しました。
  • 当期純損失は、研究開発費の増加とCDMO事業の成長による一時的な費用増加が要因です。

リスクについて

  • 法的規制及び薬価制度: 法的規制の変更や薬価の引き下げが収益に影響を与える可能性があります。
  • 安全性の確保: 未知の健康リスクに対応する必要があり、予期せぬ問題が生じた場合には、事業運営に影響を与える可能性があります。
  • 研究開発の不確実性: 研究開発には不確実性が伴い、計画通りに進まない場合、経営成績に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社は、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の開発とCDMO事業を基盤とした独自性の高い事業モデルを展開しています。今期は、売上高が大きく増加し、事業拡大の基盤を築いていますが、研究開発費用の先行投資が大きな課題となっています。今後の収益性改善や製品の商業化が重要なポイントとなります。

総合的に見ると、現時点では研究開発段階の企業として不確実性が高いものの、技術力とパートナーシップにより将来性が期待される企業と言えます。


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No.1 株式会社ヘリオス
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。