| 企業名 | カメイ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kamei.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 8132.0 |
| 所在地 | 仙台市青葉区国分町３丁目１番１８号 |
企業概要
当社グループは、エネルギー事業、食料事業、建設関連事業、自動車関連事業、海外・貿易事業、ペット関連事業、ファーマシー事業、及びその他の事業を展開している総合商社です。主要な事業として、多様な商品やサービスを地域社会に提供し、地域の生活向上に寄与しています。
各事業の内容と状況
以下は、当社グループの主要な事業の内容とその現状、見通しです。
- エネルギー事業：石油製品やLPガスの販売、太陽光発電などの環境商材の販売。原油価格の影響を強く受けるが、安定成長を見込む。
- 食料事業：農水産品、酒類、スーパーマーケット運営。飲食需要や物流コストの影響を受ける。
- 建設関連事業：住宅設備機器の販売、建設工事の施工。需要の増加により好調な推移。
- 自動車関連事業：国産車及び輸入車の販売、レンタカー事業。供給不足や需給変動が課題。
- 海外・貿易事業：食品や商材の輸出入、海外向け販路拡大。為替変動や国際情勢の影響を受けやすい。
- ペット関連事業：ペットフードや用品の販売。需要は堅調に推移。
- ファーマシー事業：調剤薬局の運営、在宅医療の提供。高齢化社会に向けて成長を見込む。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 臨時従業員数（人） |
|---|---|---|
| エネルギー事業 | 963 | 568 |
| 食料事業 | 556 | 433 |
| 建設関連事業 | 365 | 2 |
| 自動車関連事業 | 1112 | 184 |
| 海外・貿易事業 | 847 | 212 |
| ペット関連事業 | 96 | 82 |
| ファーマシー事業 | 765 | 152 |
| その他の事業 | 719 | 24 |
平均年齢：41.8 歳、平均勤続年数：12.8 年、平均年間給与：5,270 千円
関連企業
主な関連企業：
- 株式会社パシフィック
- 東北ガス株式会社
- 栃木液化ガス株式会社
- 仙台トヨペット株式会社
- 山形トヨペット株式会社
- ウイングエース株式会社
- 三興メイビス株式会社
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高（百万円） | 経常利益（百万円） | 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 包括利益（百万円） | 純資産額（百万円） | 総資産額（百万円） | １株当たり配当額（円） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第106期 | 2019年３月 | 472,995 | 11,076 | 6,598 | 5,273 | 107,514 | 238,243 | 27.50 |
| 第107期 | 2020年３月 | 453,844 | 11,747 | 6,755 | 6,074 | 112,508 | 243,448 | 30.00 |
| 第108期 | 2021年３月 | 405,332 | 12,977 | 7,848 | 8,468 | 119,895 | 256,486 | 32.50 |
| 第109期 | 2022年３月 | 482,557 | 14,725 | 8,514 | 11,467 | 132,649 | 285,947 | 36.00 |
| 第110期 | 2023年３月 | 551,245 | 16,668 (+13.2%) | 8,562 (+0.6%) | 13,171 (+14.9%) | 144,299 | 307,556 | 40.50 |
各指標の増減について
第110期では、石油製品の価格上昇や建設関連事業の伸長により売上高が前期比14.2%増加し、5512億45百万円に達しました。経常利益や親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ13.2%と0.6%の増加を見せました。特に、営業利益が23.5%の増加を記録し、良好な成果を上げました。
リスクについて
この企業にはいくつかのリスクが挙げられます。例えば、エネルギー事業では、世界的な低炭素化の動きや原油価格の変動に大きな影響を受けます。また、為替変動、金利変動、取引先の信用リスク、自然災害、新型コロナウイルス感染症など、さまざまな要因が経営成績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
この企業の業績は全体的に堅調であり、特定の事業分野においては成長が見込まれます。しかし、エネルギー事業や海外展開におけるリスクを考慮する必要があります。現状では好調な推移を示していますが、リスク管理が重要な課題となります。投資家にとっては、業績の安定性と成長性、そして外部環境の変化に対するリスク対応能力を評価するポイントとなります。
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