| 企業名 | エステールホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.estelle.co.jp/corporate/outline/ |
| 業種 | その他製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1571.0 |
| 所在地 | 中央区銀座一丁目１９番７号 |
企業概要
この会社は宝飾品、眼鏡、食品販売・飲食店事業を展開している企業です。主要な子会社はAs-meエステール株式会社、キンバレー株式会社、エステールベトナムCO.,LTD.などがあり、各分野で事業を行っています。
各事業の内容と状況
宝飾品事業: この事業ではリング、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどを製造し販売しています。国内市場は成熟していますが、シェア拡大の機会があり、ブランド力を活かして高品質な商品を提供しています。
眼鏡事業: ベトナムに製造拠点を持ち、製造から販売までの一貫体制を有しており、高品質でファッション性の高い眼鏡を提供しています。
食品販売・飲食店事業: この事業では地域の魅力を活かした商品を販売するほか、飲食店の運営にも取り組んでおり、オリジナリティのある商品開発に注力しています。
従業員について
連結会社の従業員数は次の通りです（2023年3月31日現在）:
| セグメントの名称 | 従業員数 (人) | 臨時従業員数 (人) |
|---|---|---|
| 宝飾品 | 2213 | (379) |
| 眼鏡 | 299 | (266) |
| 食品販売・飲食店 | 66 | (360) |
| 合計 | 2578 | (1005) |
提出会社（親会社）の従業員情報:
| 従業員数 | 臨時従業員数 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|---|
| 181 | (452) | 42.8 | 9.5 | 4111 |
関連企業
この企業の主要な関連企業を以下に示します。
| 名称 | 住所 | 資本金または出資金 | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| エステールベトナムCO.,LTD. | Haiphong City, Vietnam | (千USD) 1,310 | 宝飾品 | 100.00% | 役員の兼任あり |
| キンバレー株式会社 | 東京都港区 | (百万円) 10 | 眼鏡 | 100.00% | 資金援助あり |
業績
| 回次 | 第61期 | 第62期 | 第63期 | 第64期 | 第65期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
| 売上高 (百万円) | 32504 | 32172 | 27963 | 29985 | 29627 |
| 経常利益 (百万円) | 1343 | 1385 | 406 | 781 | 314 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 (百万円) | 686 | 620 | 306 | 73 | 100 |
| 包括利益 (百万円) | 658 | 587 | 264 | 173 | 230 |
| 自己資本比率 (％) | 40.6 | 40.3 | 41.3 | 40.0 | 40.7 |
| 株価収益率 (倍) | 10.1 | 10.5 | 23.1 | 92.4 | 64.7 |
各指標の増減について
売上高: 売上高は前年同期比で1.2%減少し、296億27百万円となりました。新型コロナウイルスの影響が続いており、特に宝飾品事業での売り上げが減少しました。
経常利益: 経常利益は前年同期比59.7%減少し、3億14百万円となりました。これは販売管理費の増加および新規出店などに伴う費用増加によるものです。
親会社株主に帰属する当期純利益: 前年同期比36.2%増加し、1億円となりました。投資有価証券売却益や減損損失の計上が影響しました。
リスクについて
当社特有のリスクについてまとめます。
市場リスク（新型コロナウイルス）: 新型コロナウイルスの影響で店舗の営業に大きな影響を受ける可能性があります。
品質リスク（海外拠点）: 弊社グループの主な生産拠点はベトナムに集中しており、地政学的リスクや経済状況の変動が生産に影響を及ぼす可能性があります。
コンプライアンスリスク（個人情報の管理）: 顧客情報の漏洩が発生した場合、社会的信用を失うリスクがあります。
まとめ
当社は現在、新型コロナウイルスの影響下で挑戦的な環境に直面していますが、引き続き顧客満足度の向上と多様な事業活動に取り組んでいます。売上高は低迷しているものの、各事業セグメントにおける成長機会を生かし、長期的な成長を目指しています。
これらの要素を総合的に考慮した上で、当社の現状と見通しは「横ばい」と評価されますが、新規事業や海外市場への積極的な展開が今後の成長のカギとなるでしょう。
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