企業名 | 黒崎播磨株式会社 |
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URL | https://www.krosaki.co.jp/ |
業種 | ガラス・土石製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 5537.0 |
所在地 | 北九州市八幡西区東浜町1番1号 |
企業概要
当社グループ(当社、連結子会社11社、持分法適用会社2社)が営んでいる主な事業は、セラミックス分野の耐火物事業、ファーネス事業、セラミックス事業、不動産事業、その他の製鉄所向け石灰の製造販売です。主な拠点は日本、中国、インド、ヨーロッパ、北米、南米にあります。
各事業の内容と状況
[耐火物事業]: 工業窯炉に使用する耐火物の製造販売。連結子会社を通じて日本、中国、インド、ヨーロッパ、北米で事業を展開中。
[ファーネス事業]: 各種窯炉の設計施工及び築造修理。
[セラミックス事業]: 各種産業用セラミックスの製造販売及び景観材の販売。
[不動産事業]: 店舗・倉庫等の賃貸。
[その他]: 製鉄所向け石灰の製造販売。
従業員について
項目 | 数値 |
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従業員数 | 2402名(臨時従業員288名) |
平均年齢 | 41.4歳 |
平均勤続年数 | 12.3年 |
平均年間給与 | 5689千円 |
関連企業
主要な関連企業には、㈱SNリフラテクチュア東海、黒播築炉㈱、Krosaki Amr Refractarios,S.A.、無錫黒崎蘇嘉耐火材料有限公司、Krosaki USA Inc.、TRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITED等があります。
業績
項目 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比 |
---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 137,395 | 113,661 | 133,778 | 165,202 | 23.5% |
経常利益(百万円) | 9764 | 6361 | 8679 | 12083 | 39.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 6444 | 4334 | 5490 | 8282 | 50.8% |
包括利益(百万円) | 3796 | 7579 | 7815 | 12168 | 55.6% |
純資産額(百万円) | 57233 | 63288 | 69084 | 77858 | 12.7% |
総資産額(百万円) | 126942 | 130354 | 142694 | 163340 | 14.5% |
1株当たり純資産額(円) | 6436.93 | 7133.91 | 7759.14 | 8731.68 | 12.5% |
1株当たり当期純利益(円) | 765.04 | 514.63 | 651.91 | 983.46 | 51.0% |
自己資本比率(%) | 42.7 | 46.1 | 45.8 | 45.0 | -0.8% |
自己資本利益率(%) | 12.0 | 7.6 | 8.8 | 11.9 | 3.1% |
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | 9068 | 10080 | 4120 | 1001 | -75.7% |
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | -7044 | -4946 | -3608 | -4514 | -25.1% |
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | -3475 | -3608 | -1022 | 2863 | >100% |
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) | 3785 | 5301 | 5012 | 4425 | -11.7% |
各指標の増減について
売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、包括利益は前年同期比で大幅に増加しましたが、一部自己資本関連指標では小幅な減少が見られます。営業活動によるキャッシュ・フローは大幅に減少し、財務活動によるキャッシュ・フローはプラスとなりました。
リスクについて
以下のリスクがあります。
- 経済動向: 鉄鋼業界の粗鋼生産量に依存するため、政治経済動向が不透明であると業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- カントリーリスク:特に中国とインドでの規制や政策転換に注意が必要です。
- 為替相場の変動:円安は悪影響を、円高は好影響を及ぼします。
- 特定の取引先との関係:日本製鉄㈱など主要取引先の動向に依存しています。
- 情報セキュリティリスク:サイバー攻撃によるデータ漏洩のリスクがあります。
- パンデミック:新型コロナウイルス等の感染症による事業への影響。
まとめ
当社は、セラミックス分野で多岐にわたる事業を展開し、特に耐火物事業に強みを持っています。2023年度の業績は非常に良好で、売上高、利益ともに大きく増加しましたが、キャッシュ・フローには多少の懸念が見られます。中長期的には、海外事業の拡大と鉄鋼業界の影響からのリスク管理が重要です。全体的な見通しは好調であり、堅調な成長が期待されます。
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