| 企業名 | 関西電力株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kepco.co.jp/ |
| 業種 | 電気・ガス業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 489320.0 |
| 所在地 | 大阪市北区中之島３丁目６番１６号 |
企業概要
この企業は関西電力株式会社で、「エネルギー事業」「送配電事業」「情報通信事業」「生活・ビジネスソリューション事業」といった多岐にわたる事業を展開している。
各事業の内容と状況
それぞれの事業について、現状と見通しを紹介します。
エネルギー事業
電気やガスの供給を行うエネルギー事業では、原子力発電所の運転再開や新エネルギープロジェクトの推進に力を入れています。ただし、原子力発電所の停止が長引くなどのリスクも抱えています。
送配電事業
送配電事業では、高経年化設備の計画的更新を進め、電力の安全・安定供給を目指しています。新たな託送料金制度に対応するための取り組みも行っています。
情報通信事業
情報通信事業では、光インターネットやモバイルサービスを提供し、eo電気の燃料費調整額の増加などに対応しています。
生活・ビジネスソリューション事業
不動産、リース、コールセンター運営、メディカル・ヘルスケアなど多岐にわたるサービスを展開し、新規物件の取得や賃料収入の拡大を目指しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時従業員数(人) |
|---|---|---|
| エネルギー事業 | 13,143 | 1,796 |
| 送配電事業 | 11,080 | 3,518 |
| 情報通信事業 | 4,057 | 622 |
| 生活・ビジネスソリューション事業 | 3,348 | 4,691 |
| 部署 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|---|
| 関西電力株式会社 | 8,474 | 42.8 | 20.4 | 8,558,109 |
関連企業
関西電力には179社の関連企業があり、電力、ガス、情報通信、不動産など多くの領域で密接な関係をもっています。
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常損益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 包括利益(百万円) | 純資産額(百万円) | 総資産額(百万円) | 1株当たり当期純利益(円) | 1株当たり純資産額(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第95期 | 2019年3月 | 3,307,661 | 203,636 | 115,077 | 100,969 | 1,532,946 | 7,257,363 | 128.83 | 1,695.36 |
| 第99期 | 2023年3月 | 3,951,884 | △6,666 | 17,679 | 170,672 | 1,839,782 | 8,774,425 | 19.81 | 2,004.24 |
各指標の増減について
2023年3月期は売上高が前期比で38.6%増加しましたが、経常損益が6,666百万円の損失となりました。主な要因は、原子力利用率の低下や燃料価格の高騰、他社購入電力量の増加です。一方で、法人税等が減少したため、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比79.4%減となりました。
リスクについて
以下、主なリスク要因を挙げます：
- 原子力発電の停止が長引くリスク
- 燃料価格や外国為替相場の変動
- サイバー攻撃による情報流出
- 競争激化による収益減少
まとめ
2023年3月期の売上高は増加したが、経常損益が赤字に転じました。これは主に外部環境の変動によるものです。今後は、ゼロカーボンビジョンに基づく取り組みや、新規事業の開発などにより、収益の増加を目指しています。全体として、現状は厳しいですが、中長期での成長の余地が見込まれています。
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