| 企業名 | 酒井重工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.sakainet.co.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3115.0 |
| 所在地 | 港区芝大門１丁目９番９号 |
企業概要
当企業グループは、酒井重工業株式会社及びその子会社から構成されており、主に道路舗装機械や道路維持補修機械、散水車などを製造・販売しています。また、国内外で他社製品の産業機械の販売も行っています。更に新製品開発の研究活動も行い、多岐にわたるサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の4つの主要セグメントに分かれています：
- 日本（本社、子会社5社含む）：建設機械の製造・販売、中古建設機械の販売及び道路補修工事のサービスを提供。
- 米国（子会社1社）：建設機械の製造・販売。
- インドネシア（子会社2社）：建設機械の製造・販売及びアフターサービス業務。
- 中国（子会社1社）：建設機械の製造・販売。
従業員について
当連結会計年度（2023年3月31日現在）の従業員数は以下の通りです：
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 日本 | 345 |
| 米国 | 61 |
| インドネシア | 152 |
| 中国 | 53 |
| 合計 | 611 |
提出会社の従業員状況：
| 従業員数（人） | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 306 | 40歳10ヶ月 | 14年7ヶ月 | 6,097,985円 |
関連企業
主要関連企業：
- SAKAI AMERICA, INC.（米国）
- P.T. SAKAI INDONESIA（インドネシア）
- P.T. SAKAI SALES AND SERVICES ASIA（インドネシア）
- 酒井工程机械（上海）有限公司（中国）
- 酒井機工株式会社（日本）
- 東京フジ株式会社（日本）
- 株式会社コモド（日本）
業績
| 指標 | 第74期（2022年3月） | 第75期（2023年3月） | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 26,599,084 | 31,459,945 | +18.3% |
| 経常利益（千円） | 14,077,14 | 23,278,00 | +65.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 14,273,34 | 16,943,99 | +18.7% |
| 包括利益（千円） | 18,596,64 | 28,418,05 | +53.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー（千円） | 2,359,626 | 1,893,239 | -19.7% |
| 現金及び現金同等物の期末残高（千円） | 7,926,252 | 7,416,549 | -6.4% |
各指標の増減について
売上高は海外販売の拡大により前期比で18.3％増加しました。営業利益は特に海外市場における価格改定と合理化の効果で81.2％増加。親会社株主に帰属する当期純利益も18.7％増加しました。一方、営業活動によるキャッシュ・フローは棚卸資産の増加等で減少しました。
リスクについて
本企業に特有のリスクとして、以下が挙げられます：
- 新製品の開発が業績に依存するリスク
- 海外市場の経済状況に影響されるリスク
- 為替変動リスク
- 製品の欠陥や保証費用によるリスク
- 法律・規制の変更リスク
これらのリスクを最小限に抑えるため、継続的なリスク管理体制を整えています。
まとめ
当企業は、国内外での需要拡大に支えられ、堅調な成長を続けています。特に海外市場での成長が顕著であり、今後も価格改定や製品供給力の強化、次世代技術開発を通じて収益性の向上を目指しています。リスク管理もしっかりと行われており、短期的にも中長期的にも安定した成長が期待されます。
アナリストとしての評価では、引き続き好調が予想されます。
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