企業名 | 萩原電気ホールディングス株式会社 |
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URL | https://www.hagiwara.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 6099.0 |
所在地 | 名古屋市東区東桜二丁目2番1号 |
企業概要
当社グループは、半導体・電子部品の販売および技術支援を行うデバイス事業と、ITプラットフォーム基盤やIoTシステム構築などを行うソリューション事業の2つの主要事業セグメントに分かれています。また、12の子会社がグローバルに事業を展開し、自動車関連企業をはじめとする様々な業界に技術的価値を提供しています。
各事業の内容と状況
デバイス事業
デバイス事業では、主に自動車向けの半導体や電子部品の販売と技術支援を行っています。自動車の電子化・電動化に伴い、これらのデバイスは必要不可欠な要素となっており、ビジネス機会が増加しています。海外では、日本で培った技術と現地のニーズを組み合わせたサービス展開を行っています。
ソリューション事業
ソリューション事業では、IT機器、組込機器、計測機器の販売からITシステムの構築、自動化・省力化システムの設計・製造・販売を行っています。特に、第4次産業革命と呼ばれる技術トレンドに対応し、ビジネス機会が増大しています。また、2022年には萩原エンジニアリングを子会社化し、FAソリューションを強化しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | [外、臨時雇用者数] |
---|---|---|
デバイス事業 | 335 | (41) |
ソリューション事業 | 268 | (54) |
全社(共通) | 94 | (14) |
計 | 697 | (109) |
従業員の平均年齢は39.3歳、平均年間給与は約666万円となっています。
関連企業
当社グループの関連企業には、萩原エレクトロニクス株式会社、萩原テクノソリューションズ株式会社、萩原エンジニアリング株式会社などがあります。これらの企業はそれぞれのセグメントにおいて主要な役割を果たしています。
業績
回次 | 第62期 | 第63期 | 第64期 | 第65期 | 第66期 |
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決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高 (百万円) | 119,021 | 128,206 | 127,830 | 158,427 | 186,001 |
経常利益 (百万円) | 4,275 | 4,093 | 3,556 | 4,335 | 6,417 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 2,806 | 2,716 | 2,314 | 2,876 | 4,912 |
包括利益 (百万円) | 2,557 | 2,582 | 2,708 | 3,158 | 5,242 |
純資産額 (百万円) | 33,449 | 35,114 | 37,052 | 39,369 | 43,531 |
各指標の増減について
特筆すべき点として、売上高は全体で約██17.4%██増加し、業績は前年よりも大幅に改善されています。これは、半導体需要の増加や円安の影響によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益は約██70.8%██増加しており、経常利益も約██48.0%██の増加を示しました。
リスクについて
当社グループのリスクとしては、主要得意先である自動車関連企業の生産動向に依存するリスクや、主要仕入先であるルネサスエレクトロニクスに依存するリスクがあります。また、為替変動や自然災害、およびコンプライアンス関連のリスクも存在します。これらのリスクに対し、適切なリスク管理体制を整え、対応策を講じています。
まとめ
当社の業績は好調であり、特に自動車関連セグメントでの需要増加が顕著です。半導体の需給逼迫にも適切に対処しており、将来的にも持続可能な成長が期待されます。ただし、一部仕入先や得意先に依存するリスクがあるため、積極的な事業多角化とリスク管理が引き続き重要です。全体として、当社の現状と見通しは非常に良好であると言えるでしょう。
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