企業名 | 築地魚市場株式会社 |
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URL | http://www.tsukiji-uoichiba.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2037.0 |
所在地 | 江東区豊洲六丁目6番2号 |
企業概要
当社グループは、水産物の卸売業を中心とした企業であり、関連事業として冷蔵倉庫業務と不動産賃貸業務も展開しています。主要な事業内容には、生鮮水産物の加工・販売や、冷蔵倉庫での保管業務があります。
各事業の内容と状況
当社の各事業は以下の通りです:
- 水産物卸売業: 当社、およびグループ会社が、生鮮および加工水産物の販売を行っています。将来の見通しとしては、持続可能な漁業認証を活用し、環境に配慮した取引を拡大していきます。
- 冷蔵倉庫業: 冷蔵・冷凍倉庫の保管業務を行い、増加する冷凍水産物の需要に対応しています。冷却設備の更新により、エネルギー効率を向上させました。
- 不動産賃貸業: 所有する不動産を賃貸し、安定した収益を確保しています。
従業員について
従業員数 | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
153 | 45.9 | 18.1 | 6,277,124 |
水産物卸売業には150人、冷蔵倉庫業には3人の従業員がいます。
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです:
- ㈱東市ロジスティクス: 冷蔵倉庫業を行い、資金の貸付も行っています。
- 共同水産㈱: 生鮮水産物の販売や不動産賃貸を行っています。
- ㈱キタショク: 生鮮及び冷凍水産物の加工・販売を行っています。
- 築地市川水産㈱: 生鮮水産物の仲卸を行っています。
業績
年度 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産 (百万円) |
---|---|---|---|---|---|
2019年 | 76,808 | -40 | -64 | -132 | 5,905 |
2020年 | 71,658 | -674 | -690 | -695 | 5,143 |
2021年 | 66,621 | 189 | 518 | 624 | 5,699 |
2022年 | 55,018 | 173 | 264 | 234 | 5,813 |
2023年 | 57,981 | 225 | 223 | 429 | 6,181 |
各指標の増減について
2023年は、売上高が前年度比+5.4%増加しています。経常利益も前年度比+30%増加し、純利益はわずかに減少していますが、包括利益は前年から約83%増加しています。この主な要因として、平均単価の上昇と業務筋の売上回復が挙げられます。
リスクについて
以下は、当社が直面する主要なリスクです:
- 卸売市場への依存: 市場内の仲卸業者の経営状況が悪化しており、売上債権の回収リスクが高まっています。
- 資金調達のリスク: 金融機関からの借入に依存しており、貸出動向による影響を受けやすいです。
- 為替変動のリスク: 外貨建て取引による為替リスクがあります。
- 在庫に関するリスク: 保有商品の市況価格の変動により、業績に影響を受ける可能性があります。
- 予期せぬ感染症の拡大: 新型コロナウイルスのような感染症の拡大による経済活動への影響があります。
- 国際情勢のリスク: 国際的な政治情勢や地域紛争による影響を受けます。
まとめ
当社の業績は、近年の経済環境や国際情勢、新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。2023年度は売上高や経常利益が増加し、包括利益も大幅に改善しましたが、純利益はわずかに減少しました。全体的に、不透明な経済情勢と多様なリスク要因が影響しており、今後も収益の安定を確保するために持続可能な漁業認証の活用や新たな市場開拓が重要となります。アナリストとしては、現状を好調と評価しつつも、注意深い管理とリスク管理が必要と考えます。
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