| 企業名 | 石垣食品株式会社 |
|---|---|
| URL | https://ishigakifoods.co.jp/ |
| 業種 | 食料品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 989.0 |
| 所在地 | 千代田区飯田橋１丁目４番１号 |
企業概要
当社グループは、食品事業、インターネット通信販売事業、化粧品事業、雑貨事業及びサプリメント商品の販売を主な事業としています。それぞれの事業は、子会社や関連企業を通じて運営されており、多様な市場に対応しています。
各事業の内容と状況
食品事業: 主に麦茶・健康茶やビーフジャーキーを製造・販売しており、中国生産子会社が一部を担っています。市場の競争が激しく、採算の改善が求められています。
インターネット通信販売事業: 会員制の通販卸サイトを運営しており、小売と卸売を行っています。特に小売の成長が期待されます。
化粧品事業: 自社ブランドとOEM供給商品を販売しています。OEM供給では堅調な売上を記録しています。
雑貨事業: 新型コロナウイルス研究用抗原検査キットを販売していましたが、需要の減少により取扱いを終了しました。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 食品事業 | 43 | 12 |
| インターネット通信販売事業 | 11 | 12 |
| 全社（共通） | 1 | 0 |
| 合計 | 55 | 24 |
提出会社の平均年齢: 48.0歳
平均勤続年数: 18.3年
平均年間給与: 408万2430円
関連企業
主要な関連企業として、以下が挙げられます:
- ウェイハン石垣食品有限公司 (ビーフジャーキーの製造販売)
- 株式会社新日本機能食品 (インターネット通信販売事業)
- 株式会社LIVEO COMMERCE (予定)
業績
| 項目 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 2667 | 2574 | 2798 | 2412 | 2975 +23.4% |
| 経常損益（百万円） | △219 | △151 | △138 | △118 | △145 -22.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純損益（百万円） | △315 | △476 | △108 | △158 | △115 +27.2% |
| 包括利益（百万円） | △313 | △498 | △116 | △138 | △122 -11.4% |
| 純資産額（百万円） | 160 | △286 | 45 | 252 | 133 -47.2% |
各指標の増減について
売上高は23.4%増加、これは特にインターネット通信販売事業の成長と雑貨事業の好調なスタートに起因しています。一方、経常損益はマイナス22.2%と悪化し、食品事業の減収や生産コストの高騰が要因と考えられます。当期純損益は親会社株主に帰属する損益が改善し、27.2%減少していますが、根本的な黒字化には至っていません。
リスクについて
特定国での生産への依存、麦茶市場の縮小、株式の希薄化及び需給への影響、新型コロナウイルス感染拡大などが主要なリスクとして挙げられます。特に中国の政策変動や米中関係の悪化、新型コロナによる生産停止など、外部環境に大きく左右される点に注意が必要です。
まとめ
この企業は、食品事業やインターネット通信販売事業で一定の成績を収めているものの、財政的には依然として厳しい状況が続いています。特に黒字化への道のりは険しく、外部要因に大きく影響されるリスクも抱えています。現状と見通しを総合すると、企業の業績は横ばい状態と評価されますが、経常赤字の継続という厳しい局面に直面していることは無視できません。今後の成長を期待するには、事業構造の再構築と新市場の開拓が鍵となるでしょう。
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