| 企業名 | 特殊電極株式会社 | 
|---|---|
| URL | https://www.tokuden.co.jp/ | 
| 業種 | 金属製品 | 
| 決算日 | 3月31日 | 
| 資本金(百万円) | 484.0 | 
| 所在地 | 加古川市平岡町土山899番地の5 | 
企業概要
当社グループは、溶接材料の開発力及び溶接総合技術を活かしたメーカーとして、溶接工事の施工、溶接材料、特殊溶接を施した鋼板、溶接装置、溶接手法及びその技術から派生した応用商品を取り扱っています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の通りです。
- 工事施工: 主に各種産業の下支えとして設備、装置の加工・組立の溶接施工を行っています。また、特殊材料溶接や耐摩耗肉盛など、特殊溶接技術を活かした仕事が特徴です。
 - 溶接材料: 溶接工事施工に使用される特殊溶接用材料の仕入・製造・販売を手掛けています。
 - 環境関連装置: 自動車関連の鋳造装置、金型加熱装置、自動搬送車の製造・販売を行っています。
 - その他: 主に自動車産業向けのアルミダイカストマシーン用部品の仕入・製造・販売を行っています。
 
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | 従業員数(人)(契約・嘱託含む) | 
|---|---|---|
| 工事施工 | 173 | 207 (34) | 
| 溶接材料 | 38 | 41 (3) | 
| 環境関連装置 | 8 | 8 | 
| 報告セグメント計 | 219 | 256 (37) | 
| その他 | 8 | 8 | 
| 全社(共通) | 16 | 21 (5) | 
| 合計 | 243 | 288 (42) | 
関連企業
| 名称 | 住所 | セグメントの名称 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 
|---|---|---|---|---|---|
| TOKUDEN TOPAL CO., LTD. | タイ・バンコク市 | 工事施工・溶接材料・その他 | 22百万バーツ | ダイカストマシーン用部品の製造販売等 | 49 | 
| 特電佐鳴(南通)機械製造有限公司 | 中国・江蘇省南通市 | 工事施工 | 65百万円 | ダイカストマシーン用部品の製造販売等 | 51 | 
業績
| 項目 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 前期比 (%) | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(千円) | 10,634,183 | 10,643,590 | 8,314,544 | 8,617,471 | 9,699,345 | +12.6 | 
| 経常利益(千円) | 750,659 | 922,421 | 579,705 | 687,407 | 825,146 | +20.0 | 
| 親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 520,644 | 617,408 | 399,849 | 486,020 | 696,512 | +43.3 | 
| 包括利益(千円) | 522,185 | 625,884 | 443,571 | 520,639 | 742,848 | +42.7 | 
| 純資産額(千円) | 4,837,788 | 5,404,382 | 5,788,662 | 6,252,382 | 6,938,119 | +11.0 | 
| 総資産額(千円) | 8,811,011 | 9,355,505 | 8,475,735 | 9,647,880 | 10,947,850 | +13.5 | 
各指標の増減について
2023年3月期における売上高は前年比で12.6%増加しました。これは、工事施工、溶接材料、環境関連装置の受注が増加したためです。経常利益も20.0%増加しており、特に工事施工事業での受注拡大が寄与しました。親会社株主に帰属する当期純利益は43.3%の大幅な増加を見せ、これは経済の回復と工事施工の利益率改善によるものです。
リスクについて
この企業の事業には次のようなリスクがあります。
- 主要工場の操業停止の影響を最小化するための対策があるものの、事故や災害により生産能力や信用力が低下する可能性があります。
 - 売上の約49.2%が上位10社の販売先に依存しており、その中でも鉄鋼業や自動車産業が上位を占めています。これらの業界の設備投資動向に左右されるリスクがあります。
 - 特定の仕入先に対する依存度が高いため、何らかの事情により安定調達が困難となった場合のリスクがあります。
 - 原材料価格の上昇が利益に与える影響が懸念されており、コスト転嫁が難しい場合の収益性低下のリスクがあります。
 
まとめ
この企業は溶接技術を強みとし、工事施工事業の受注増加が顕著です。売上高および利益が増加し、経営状況は好調です。一方で、特定の顧客や仕入先に対する依存度が高いことや、原材料価格の変動がリスク要因として存在します。総合的に見て、現在の業績は好調であり、今後の成長にも期待が持てる企業といえますが、リスク管理の徹底が必要です。
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