| 企業名 | 永大化工株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.eidaikako.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1241.0 |
| 所在地 | 大阪市平野区平野北２丁目３番９号 |
企業概要
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社３社で構成され、合成樹脂各種成形品の製造及び販売を行っております。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は、自動車用品関連と産業資材関連の二つのセグメントに分けられています。
自動車用品関連
国内外の大手自動車メーカーに対し、自動車用フロアーマットの製造販売を行っています。
- 主な関係会社: 永大化工ベトナム会社、永大化工トレーディングベトナム会社
産業資材関連
エアコンダクト、家庭冷蔵庫用部材、事務デスク用部材などの製造販売を行っています。
- 主な関係会社: 永大化工ベトナム会社、株式会社Ｋ＆Ｍ
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均臨時雇用者数(名) |
|---|---|---|
| 自動車用品関連 | 288 | [13] |
| 産業資材関連 | 125 | [17] |
| 全社(共通) | 68 | [3] |
| 合計 | 481 | [33] |
関連企業
主要な関連企業については以下の通りです。
| 名称 | 住所 | 資本金 又は出資金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(％) |
|---|---|---|---|---|
| 永大化工ベトナム会社 | TAN THUAN EXPORT PROCESSING ZONE | 4,000千ＵＳ＄ | 自動車用品関連及び産業資材関連 | 100.00 |
| 永大化工トレーディングベトナム会社 | District1,Ho Chi Minh City | 300千ＵＳ＄ | 自動車用品関連 | 100.00 |
| 株式会社Ｋ＆Ｍ | 滋賀県甲賀市 | 99,000千円 | 産業資材関連 | 100.00 |
業績
| 回次 | 売上高 (千円) | 経常利益又は経常損失(△) (千円) | 当期純利益又は損失(△) (千円) | 包括利益 (千円) |
|---|---|---|---|---|
| 第64期 | 8,093,203 | 355,963 | 259,623 | 214,573 |
| 第65期 | 8,097,815 | 232,396 | 136,752 | 96,787 |
| 第66期 | 7,701,820 | 259,520 | 161,710 | 166,113 |
| 第67期 | 8,288,828 | 185,276 | 160,534 | 235,214 |
| 第68期 | 8,296,369 | △194,529 | △238,247 | △141,570 |
各指標の増減について
最新の決算期（第68期）では、売上高は前期比で横ばいの動きでしたが、経常損失と当期純損失は大幅に増加しました。これは主に、訴訟損失引当金繰入額の計上や、原材料価格や物流費の高騰が収益を圧迫したためです。
リスクについて
この企業が直面している主なリスクは以下の通りです。
- 事業内容のリスク：自動車用品部門は自動車市場の動向に大きく影響されます。産業資材部門もエンドユーザーの消費動向に左右されやすい傾向があります。
- 原材料の仕入価格の変動：原材料の主成分が石油化学製品であるため、原油価格の大幅な変動が仕入価格に影響する可能性があります。
- 為替相場の変動によるリスク：外貨建取引が存在するため、為替相場の変動が業績に影響します。
- 特定取引先への依存度：主要な取引先に対する依存が高く、取引先の方針変更や経営施策による影響を受ける可能性があります。
まとめ
当期の業績は厳しい状況でしたが、取締役会は経営戦略を再構築し、リスク管理を強化しています。経済環境や原材料価格の変動などの外部要因は依然として不確実ですが、これを克服するための取り組みが進行中です。
現状はやや厳しいものの、今後の経済状況や内部施策の結果により改善が期待できます。投資の際は、これらのリスクを十分に考慮しつつ、企業の成長ポテンシャルを見極めることが重要です。
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