企業名 | 櫻島埠頭株式会社 |
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URL | http://www.sakurajima-futo.co.jp/ |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 770.0 |
所在地 | 大阪市此花区梅町1丁目1番11号 |
有価証券報告書の解説
企業概要
当社グループは、大阪港の北部、大阪湾ベイエリアに位置し、立地条件を活かして港湾運送事業、倉庫業、運送業を中心に事業を展開しています。主な貨物は輸入原燃料、化学工業製品、冷凍食品など多岐にわたります。グループの中心会社は、港湾運送事業を主軸としており、連結子会社である浪花建設運輸株式会社は、鉱石等の陸上貨物自動車運送業を手掛けています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の4つのセグメントに分かれて運営されています。
- ばら貨物セグメント: 石炭・コークス・塩などのばら貨物の物流業務を行い、効率的に処理します。
- 液体貨物セグメント: 約13万キロリットルの容量のタンクを使用し、液体化学品や石油系燃料の中継業務を行います。
- 物流倉庫セグメント: 化学品センター、冷蔵倉庫、低温物流倉庫を運営し、多様な保管ニーズに対応しています。
- その他セグメント: 太陽光発電による売電事業を運営しています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
75 | 45.9 | 16.3 | 5769 |
関連企業
連結子会社
名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業 | 議決権の所有割合 | 関係内容 |
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浪花建設運輸株式会社 | 大阪市大正区 | 40 | ばら貨物運送 | 100% | 運送の委託、資金の貸付 |
業績
回次 | 第77期 | 第78期 | 第79期 | 第80期 | 第81期 |
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決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高(千円) | 4,426,098 | 4,627,236 | 4,507,156 | 4,198,449 | 3,865,524 -7.9% |
経常利益(千円) | 112,497 | 282,053 | 171,736 | 217,295 | 243,294 +12.0% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 143,326 | 234,575 | 189,632 | 177,290 | 193,233 +9.0% |
包括利益(千円) | -45,472 | -45,796 | 513,301 | 355,806 | 362,903 |
純資産額(千円) | 3,886,832 | 3,825,961 | 4,309,192 | 4,627,618 | 4,968,203 +7.4% |
総資産額(千円) | 6,285,599 | 6,477,220 | 7,150,924 | 7,576,177 | 7,943,963 +4.9% |
各指標の増減について
売上高は減少しましたが、経常利益と当期純利益は増加しています。この増加は、受取配当金の収受と投資有価証券の売却益が寄与しています。特に、政策保有株式の売却が特別利益として計上されました。
リスクについて
当社グループのリスク要因は以下の通りです。
- 事業環境の変化: 外国為替相場や国際情勢の変動に影響を受けることがある。
- 事業特性に由来するリスク: 特定の取引先への依存度が高い。
- 立地条件上の制約: 契約に基づく大阪市の土地賃貸借に依存。
- 設備投資: 設備投資の計画通りの実行が難しい場合がある。
- 資金調達: 経済動向の変化による資金調達のリスク。
- 人材の確保: 専門的知識や技能を持った人材の確保が必要不可欠。
- 大型荷役設備のメンテナンス: 突発的な設備不具合が発生する可能性。
- 固定資産の減損リスク: 固定資産の価値の低下による減損損失のリスク。
まとめ
当社は、連結子会社や関連企業とともに、大阪港を拠点に堅調な事業運営を行っています。ばら貨物セグメントでは取扱数量が減少しましたが、液体貨物や物流倉庫は堅調な売上を維持しています。全体として、売上高は減少しましたが、経常利益や純利益は増加しており、政策保有株式の売却利益がこれに寄与しました。
リスク要因も多岐にわたりますが、戦略的な設備投資や人材育成により、優れた基盤を維持しています。全体として、当社の現状と見通しは安定しており、今後も堅調な業績を維持することが期待されます。
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