企業名 | 株式会社ニコン |
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URL | https://www.jp.nikon.com/ |
業種 | 精密機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 65476.0 |
所在地 | 港区港南ニ丁目15番3号 |
企業概要
株式会社ニコンは、カメラや光学機器を製造・販売するグローバル企業です。映像事業、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、産業機器事業などを展開しています。
各事業の内容と状況
ニコンは以下の5つの事業を展開しています:
- 映像事業: 主にカメラや交換レンズの製造・販売。特に旗艦モデルのミラーレスカメラが好調。
- 精機事業: 主にFPD露光装置と半導体露光装置の製造・販売。FPD露光装置の販売は減少、一方で半導体露光装置は増加。
- ヘルスケア事業: ライフサイエンスおよびアイケアソリューションの提供。市場の好調に支えられて増収増益。
- コンポーネント事業: 光学部品、光学コンポーネントの製造・販売。EUV関連市場が好調。
- 産業機器事業: 画像測定システムや工業用顕微鏡、X線/CT検査装置の販売が好調。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
映像事業 | 7031 |
精機事業 | 2971 |
ヘルスケア事業 | 1861 |
コンポーネント事業 | 688 |
産業機器・その他 | 5507 |
全社(共通) | 732 |
合計 | 18790 |
関連企業
ニコンは多数の関連企業を持っています。主要な企業を以下に示します:
- 株式会社栃木ニコン
- 株式会社仙台ニコン
- Nikon Precision Inc.(アメリカ)
- Nikon Europe B.V.(オランダ)
- SLM Solutions Group AG(ドイツ)
業績
決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
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売上収益 (百万円) | 708,660 | 591,012 | 451,223 | 539,612 | 628,105 (+16.4%) |
税引前利益 (百万円) | 87,915 | 11,864 | -45,342 | 57,096 | 57,058 (-0.1%) |
親会社帰属利益 (百万円) | 66,513 | 7,693 | -34,497 | 42,679 | 44,944 (+5.3%) |
総資産 (百万円) | 1,134,985 | 1,005,881 | 989,737 | 1,039,566 | 1,050,267 (+1.0%) |
従業員数 (人) | 20,917 | 20,190 | 19,448 | 18,437 | 18,790 (+1.9%) |
各指標の増減について
売上収益は、全産業セグメント(特に映像事業とヘルスケア事業)での販売回復により大幅に増加しました (前年比 +16.4%)。
税引前利益は、営業利益の増加にも関わらず、前年の投資有価証券評価益の剥落などによりわずかに減少しました (前年比 -0.1%)。
親会社所有者帰属利益は、減価償却費の増加などにもかかわらず、円安効果と売上増加により増益となりました (前年比 +5.3%)。
リスクについて
ニコンの主なリスクとして以下の点が挙げられます:
- 事業環境の急激な変化: 環境変化に対応できない場合、収益に大きな影響を受ける可能性があります。
- 成長ドライバーの収益拡大: 成長が期待される市場でのシェア拡大が成功しない場合、計画通りの収益確保が難しくなります。
- 競争力維持のための投資: 技術開発や新製品投入の失敗は競争力低下を招きます。
- 各種規制対応: 法規制やコンプライアンスの変化に対応できない場合、運営費用増加やレピュテーションリスクが発生します。
まとめ
ニコンは、中期経営計画を進める中で、売上収益や利益の増加を達成しています。特に、映像事業やヘルスケア事業での顧客ニーズに応じた製品・サービスの展開が成功しています。現状の業績は好調ですが、事業環境の不確実性や成長ドライバーの開発が鍵です。投資家としては、これらのリスク管理と持続的成長の戦略に注目することが重要です。
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