企業名 | 株式会社トミタ |
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URL | https://www.tomitaj.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 397.0 |
所在地 | 中央区銀座8丁目3番10号 |
企業概要
本記事では、株式会社トミタの有価証券報告書を用いて企業の概要とその業績を解説していきます。トミタは、主に工作機械や工具の販売を行う専門商社です。国内外に広がる事業拠点を持ち、日本を含む北米、欧州、アジアで事業を展開しています。
各事業の内容と状況
株式会社トミタの事業内容は、以下のセグメントに分かれています。
- 日本:工作機械・工具の仕入販売および通信販売
- 北米:TOMITA U.S.A., INC.、TOMITA CANADA INC.、TOMITA MEXICOが工作機械・工具の販売
- 欧州:TOMITA U.K., LTD. が工作機械・工具の販売
- アジア:TOMITA ASIA CO., LTD.などが工作機械・工具の販売
- その他:ビル管理業および保険代理業
各地域市場の特性に応じた戦略的事業展開を行っており、カーボンニュートラルやDX推進など現代のテーマに沿った事業計画を進めています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
日本 | 67 | 70 |
北米 | 40 | |
欧州 | 5 | |
アジア | 109 | |
合計 | 221 | 70 |
平均年齢は47.27歳、平均勤続年数は17年、平均年間給与は777万158円となっています。
関連企業
主な関連企業として、北米のTOMITA U.S.A., INC.、TOMITA CANADA INC.、TOMITA MEXICO、欧州のTOMITA U.K., LTD.、アジアのTOMITA ASIA CO., LTD.などがあります。
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(千円) | 経常利益(千円) | 純利益(千円) | 包括利益(千円) | 純資産(千円) | 総資産(千円) |
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第72期 | 2019年3月 | 25,886,840 | 1,252,021 | 731,707 | 584,120 | 8,867,936 | 17,017,167 |
第73期 | 2020年3月 | 24,305,981 | 1,041,427 | 660,527 | 560,575 | 8,933,596 | 16,278,030 |
第74期 | 2021年3月 | 17,319,480 | 482,501 | 317,115 | 829,577 | 9,642,877 | 15,846,124 |
第75期 | 2022年3月 | 19,397,350 | 722,499 | 489,272 | 644,712 | 10,226,773 | 16,264,041 |
第76期 | 2023年3月 | 20,195,897 | 679,929 | 462,837 | 825,831 | 10,963,221 | 18,172,360 |
各指標の増減について
当期の売上高は、前年比で4.1%の増加となっており、全体的にプラスの成長を見せましたが、経常利益は5.9%の減少となっています。また、親会社株主に帰属する当期純利益は5.4%減少しました。包括利益は28.1%増加し、一方で純資産も17.0%増加しました。総資産は11.8%増加し、全体的に増加傾向が見られます。
リスクについて
以下は、この企業に特有のリスクです。
- 工作機械業界の動向に関するリスク
- 為替変動に関するリスク
- 海外事業展開に関するリスク
- 自然災害や感染症の流行等に関するリスク
これらのリスクが顕在化した場合、企業の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
株式会社トミタの有価証券報告書を通じて見ると、過去数年間で売上高が緩やかに回復していることが分かります。企業はグローバル経営の深化や成長分野への積極的な事業展開を目指しており、その中で一部の指標の低下も見受けられますが、全体として企業の強みを活かした堅実な成長が期待できます。投資家としては、工作機械業界の動向や為替変動リスクなどに注視しつつ、企業の成長を見届けることが重要です。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | トミタ電機株式会社 |
No.2 | 株式会社小松製作所 |
No.3 | 靜甲株式会社 |
No.4 | 兼房株式会社 |
No.5 | 株式会社タツミ |
No.6 | 株式会社 高田工業所 |
No.7 | 黒田精工株式会社 |
No.8 | 岡部株式会社 |
No.9 | 株式会社ツガミ |
No.10 | 株式会社安永 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。