| 企業名 | 株式会社コマースＯｎｅホールディングス |
|---|---|
| URL | https://www.cm-one.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 210.0 |
| 所在地 | 千代田区九段北４丁目２番１号市ヶ谷スクエアビル |
企業概要
当社グループは、ECプラットフォーム事業を主に手掛け、中小規模のECサイト運営企業向けに様々なサービスを提供しています。主要な子会社としては株式会社フューチャーショップ、株式会社ソフテル、株式会社TradeSafeなどがあります。それぞれ、ECサイト構築や多店舗管理、マーケティングツールの提供などを行っています。
各事業の内容と状況
- 株式会社フューチャーショップ: ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供。契約店舗数は2,900以上。
- 株式会社ソフテル: 多店舗展開のためのバックヤード管理システム「通販する蔵」を提供。
- 株式会社TradeSafe: ECサイトの認証サービスおよびデータ解析ツール「ECnote」を提供。
- SAMURAI TECHNOLOGY株式会社: ソフテルの開発支援を行う。
- 株式会社空色: WEB接客ソリューションの提供。
従業員について
| 従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| 7名（臨時従業員0名） | 41.6歳 | 4.2年 | 7,328千円 |
関連企業
当社グループには以下の主要な子会社があります。
- 株式会社フューチャーショップ（大阪府大阪市北区）
- 株式会社ソフテル（岐阜県岐阜市）
- 株式会社TradeSafe（東京都千代田区）
- SAMURAI TECHNOLOGY株式会社（東京都中央区）
- 株式会社空色（東京都品川区）
業績
| 指標 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 2,939,619 | 3,196,433 | 8.7% |
| 経常利益 (千円) | 716,917 | 608,006 | -15.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 495,981 | 441,358 | -11.0% |
各指標の増減について
全体的に売上高は8.7%増加したものの、経常利益と純利益はそれぞれ15.2%と11.0%減少しました。これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響によるEC市場の急拡大の反動と、開発人員の確保及び新機能開発に伴うコスト増加によるものです。
リスクについて
- 競争リスク: 同業他社との競争が激化しており、サービスの価格競争や機能差別化が求められています。
- インターネットインフラへの依存: サービス提供が完全にインターネットに依存しているため、セキュリティやシステム障害のリスクが存在します。
- 規制リスク: 法規制の変化が事業に影響を与える可能性があります。
- 自然災害リスク: 災害やパンデミックなど、予期せぬ事象による事業継続リスク。
まとめ
当社グループの業績は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、高い成長率を維持しています。特に、ECプラットフォーム事業における契約店舗数の増加と新サービスの追加が今後の成長を支える要因となるでしょう。しかし、競争や規制、インターネットインフラへの依存といったリスク要因も無視できません。総じて、現状は好調であり、今後の市場環境の変化に柔軟に対応することが求められます。
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