2023-06-29有価証券報告書 株式会社 ヤマダコーポレーション

企業名 株式会社 ヤマダコーポレーション
URL https://yamadacorp.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 600.0
所在地 大田区南馬込1丁目1番3号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、オートモティブ機器、インダストリアル機器、その他の3部門に関係する事業を主として行っており、その製品はあらゆる種類にわたっております。
各事業における当社及び関係会社の位置付け等は下記の通りです。

各事業の内容と状況

オートモティブ機器

当部門は、潤滑給油機器や環境整備機器であり、主な市場は自動車をはじめとする車両整備工場やガソリンスタンド等です。
当社が製造・販売しており、㈱ヤマダメタルテックが一部を製造しています。

インダストリアル機器

当部門は、流体を圧送するためのエアポンプやダイアフラムポンプ及びそのシステム化製品を提供しています。
当社が国内外で製造・販売し、国外ではヤマダアメリカINC.、ヤマダヨーロッパB.V.他が担当しています。

その他

上記部門に属さないサービス部品・修理等を扱っており、㈱ヤマダプロダクツサービスがこれを担当しています。

従業員について

連結会社の従業員数の状況は以下の通りです。

セグメントの名称 従業員数(人) (臨時雇用者数)
日本 260 (52)
米国 40
オランダ 19
中国 8
タイ 6
合計 333 (52)

提出会社の状況は以下の通りです。

従業員数(人) (臨時雇用者数) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
211 (42) 42.8 17.8 6,638,232

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
ヤマダアメリカ INC. アメリカ合衆国 イリノイ州 1,300 千米ドル 米国 100.0% インダストリアル機器の販売・サービス
ヤマダヨーロッパ B.V. オランダ ヘンゲロー市 680 千ユーロ オランダ 100.0% インダストリアル機器の販売・サービス
ヤマダ上海ポンプ貿易 有限公司 中華人民共和国 上海市 7,425 千元 中国 100.0% インダストリアル機器の販売・サービス
ヤマダタイランド CO.,LTD. タイ サムットプラカーン県 10,000 千バーツ タイ 100.0% インダストリアル機器の販売・サービス
㈱ヤマダプロダクツ サービス 神奈川県 相模原市 20,000 千円 日本 100.0% 部品販売・サービス
㈱ヤマダメタルテック 神奈川県 相模原市 30,000 千円 日本 32.7% (実質35.5%) 製造

業績

決算年月 2019年3月 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月
売上高 (百万円) 11,063 10,752 10,102 12,204 13,716
経常利益 (百万円) 1,850 1,374 1,272 1,696 2,095
当期純利益 (百万円) 1,312 940 907 1,167 1,494
包括利益 (百万円) 1,317 807 996 1,383 1,715
純資産額 (百万円) 9,758 10,355 11,131 12,284 13,743
売上高前年同期比 (%) -2.8% -6.0% 20.8% 12.4%
経常利益前年同期比 (%) -25.7% -7.4% 33.4% 23.5%
当期純利益前年同期比 (%) -28.4% -3.5% 28.7% 28.0%

各指標の増減について

売上高の増減については、新製品の投入や市場改善が挙げられます。
特に、インダストリアル機器部門での売上増加が影響しました。
経常利益および純利益の増加も同様の要因により、全体的な業績が向上しました。

リスクについて

当社グループの主なリスクには以下のものが挙げられます。

  • 経済環境の変化によるリスク
  • 海外事業展開によるリスク
  • 為替レートの変動によるリスク
  • 製品の品質に関するリスク
  • 金利変動によるリスク
  • 投資有価証券に関するリスク
  • 設備投資計画におけるリスク
  • 情報セキュリティにおけるリスク
  • 災害・事故及び感染症等によるリスク
  • 固定資産の減損会計によるリスク

まとめ

当社グループの2023年3月期は、売上高、経常利益、当期純利益ともに前年同期比で大幅な増収増益を達成しており、好調な成長を見せています。
特に、インダストリアル機器部門の売上が大幅に上昇しており、グローバル展開の成果が現れています。
一方で、経済環境の変動や為替リスク、情報セキュリティの課題など、多くのリスクが存在し対策が必要です。
全体的に見て、企業の業績は好調であり、将来的な成長も十分期待できる状況にあります。


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