2023-06-29有価証券報告書 東海運株式会社

企業名 東海運株式会社
URL https://www.azumaship.co.jp/
業種 倉庫・運輸関連業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2294.0
所在地 中央区晴海1-8-12晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ33階






有価証券報告書の解説


企業概要

この企業グループ(当社および関係会社)は、当社、その他の関係会社、子会社14社、および関連会社5社で構成され、主に物流事業、海運事業、不動産事業、その他事業の4部門を行っています。

各事業の内容と状況

物流事業

港湾での貨物の受渡しから輸出入貨物の輸送まで、多岐にわたる業務を行っています。主な関係会社には、太平洋セメント、近畿港運、アヅマ・ロジテックなどがあります。

海運事業

セメント専用船による太平洋セメント株式会社の製品輸送や石膏、石灰石などの輸送を行っています。主な関係会社には、太平洋セメント、イースタンマリンシステム、豊前久保田海運などがあります。

不動産事業

主に不動産の賃貸業務を行っています。関連する主要企業は横浜液化ガスターミナルです。

その他事業

農産物の生産管理および販売業務を行っています。

従業員について

2023年3月31日現在の従業員数と関連情報

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(外書)
物流事業 638 (35)
海運事業 80
不動産事業 4
その他事業 3 (107)
全社(共通) 107 (3)
合計 832 (145)

関連企業

主な関連企業には、太平洋セメント、近畿港運、イースタンマリンシステムなどがあります。

業績

当期の業績概要

項目 数値(千円) 前年比(%)
営業収益 41,467,367 4.7%
営業利益 666,000 -2.6%
経常利益 941,000 5.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 197,000 -68.9%

各指標の増減について

営業収益は前年比4.7%増加しましたが、営業利益は燃料費の増加などの影響で2.6%減少しました。経常利益は5.8%増加しましたが、固定資産の減損損失が増加し、当期純利益は68.9%減少しました。

リスクについて

この企業特有のリスクとして、以下があります:

  • 依存度の高い取引先(太平洋セメント㈱)からの影響
  • 燃料価格の高騰
  • 不動産市況の変動
  • 天候不順による農産物生産への影響
  • 地球環境保全(気候変動や生物多様性など)
  • 人的資本確保の困難さ
  • 不正行為の発生リスク
  • システム障害や情報漏洩などのITリスク

まとめ

この企業は、多岐にわたる事業を展開しており、特に物流事業と海運事業で堅調な成績を収めています。しかし、燃料費の高騰や取引先依存リスク、気候変動などの多くのリスク要因に直面しています。これらのリスクに対応するために、リスク管理体制を整備し、持続的な成長を目指しています。全体として企業の業績は好調ですが、一部の指標で減少が見られます。引き続きリスク管理を強化し、収益性を高める施策が求められます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。