企業名 | 札幌臨床検査センター株式会社 |
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URL | https://www.saturin.co.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 983.0 |
所在地 | 札幌市中央区北3条西18丁目2番地2 |
企業概要
当社グループは、札幌臨床検査センター株式会社を中心に、株式会社帯広臨床検査センター、アクテック株式会社、株式会社札幌ミライラボラトリー及び株式会社札幌メディ・キャリーと共に構成されています。
事業内容としては臨床検査業務、調剤薬局運営、医療機器の販売・保守業務が中心です。
各事業の内容と状況
- 臨床検査事業: 病院等の診療に必要な臨床検査の受託業務を行っています。前期比で売上は11.2%増加し、8,275百万円となりましたが、利益は45.0%減少して563百万円となりました。
- 調剤薬局事業: 50店舗の調剤薬局を運営。前期比で売上は1.1%増加し、10,693百万円となりましたが、利益は6.6%減少して821百万円となりました。
- 医療機器販売・保守事業: 高度医療機器から福祉用具までの販売や保守業務を行っています。前期比で売上は6.3%増加しましたが、利益は減少しています。
- その他の事業: 臨床検査システム等のソフトウェアの開発・販売・保守を行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
臨床検査事業 | 601 |
調剤薬局事業 | 290 |
医療機器販売・保守事業 | 22 |
その他の事業 | 3 |
全社(共通) | 22 |
合計 | 938 |
関連企業
- 株式会社帯広臨床検査センター: 臨床検査事業
- アクテック株式会社: 医療機器販売・保守業務
- 株式会社札幌ミライラボラトリー: 臨床検査事業
- 株式会社札幌メディ・キャリー: 臨床検査のための検体集荷業務
業績
指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
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売上高 (千円) | 17,065,603 | 17,659,084 | 17,502,544 | 19,109,595 | 20,127,692 | 5.3% |
経常利益 (千円) | 813,167 | 982,982 | 1,188,144 | 1,605,618 | 1,159,449 | -27.8% |
純利益 (千円) | 523,299 | 528,204 | 793,688 | 1,042,882 | 568,619 | -45.5% |
包括利益 (千円) | 518,485 | 516,047 | 843,471 | 1,019,339 | 649,366 | -36.3% |
総資産 (千円) | 10,677,540 | 11,553,144 | 14,511,471 | 16,149,449 | 16,521,281 | 2.3% |
各指標の増減について
売上高が前年同期比5.3%増加した主な要因は、臨床検査事業におけるPCR検査受託数の増加や、新規店舗開局による調剤薬局事業の売上増です。しかしながら、経常利益および純利益は大幅に減少しました。これは、診療報酬の引き下げや経費の増加、人件費の上昇などが影響しています。
リスクについて
- 法的規制: 臨床検査や調剤薬局事業は法律による規制の影響を受けます。法改正や規制強化により活動制限やコスト増加が生じる可能性があります。
- 診療報酬および薬価改定: 診療報酬や薬価の引き下げが経営成績に負の影響を与える可能性があります。
- 人材の確保: 特に薬剤師など専門職の確保が難しく、計画通りに人材を確保できない場合は成長戦略にも影響します。
- 個人情報管理: 個人情報漏洩のリスクは特に高く、漏洩した場合は企業の信用失墜及び損害賠償のリスクがあります。
まとめ
当社グループの今期の業績は、売上高で成長を見せたものの、経常利益および純利益は減少しました。臨床検査事業のPCR検査受託数増加や新規店舗開設は売上に貢献しましたが、診療報酬の引き下げや経費、人件費の増加が利益にはネガティブに影響しました。総資産は前年同期比で増加しており、一定の財政健全性は保たれています。
将来的には、法的規制や人材確保のリスクが課題となるため、これらに対する戦略をしっかりと講じることが重要です。現状はやや不調ではありますが、適切な対応をすることで再び成長路線に乗せることが可能と考えられます。
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