| 企業名 | 朝日印刷株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.asahi-pp.co.jp/ |
| 業種 | パルプ・紙 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2228.0 |
| 所在地 | 富山市一番町１番１号 一番町スクエアビル |
企業概要
当社グループ（朝日印刷株式会社及び子会社10社）は、印刷包材の製造・販売及び包装システムの販売を主要事業としています。また、その他の事業として人材派遣事業も行っています。
各事業の内容と状況
印刷包材事業: 医薬品、化粧品市場向けの印刷包材を製造・販売しており、阪本印刷株式会社や株式会社ニッポーなどの子会社がこれに携わっています。
包装システム販売事業: 印刷包材と連携した包装機械や包装ラインの企画・販売を行っています。
人材派遣事業: 朝日人材サービス株式会社が企業からの求人を受け、主に当社グループ内での人材派遣を行っています。
従業員について
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 1161人（平均臨時雇用者数123人） |
| 平均年齢 | 36.1歳 |
| 平均勤続年数 | 13.2年 |
| 平均年間給与 | 4,580,117円 |
関連企業
以下は主要な関連企業です:
- 阪本印刷株式会社
- 協和カートン株式会社
- 株式会社ニッポー
- 朝日人材サービス株式会社
- Harleigh (Malaysia) Sdn.Bhd.
- Shin-Nippon Industries Sdn.Bhd.
業績
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 38,806,512 | 40,302,830 | +3.9% |
| 経常利益 (千円) | 2,523,035 | 2,535,787 | +0.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 1,776,211 | 1,707,679 | -3.9% |
| 包括利益 (千円) | 1,304,395 | 1,823,790 | +39.8% |
| 1株当たり純資産額 (円) | 1,441.82 | 1,485.76 | +3.0% |
| 自己資本比率 (％) | 45.3 | 49.9 | +4.6pt |
各指標の増減について
売上高は前年度比3.9%増加しました。経常利益は微増の0.5%増加となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は3.9%減少しました。これは主に原材料の値上げや光熱費、人件費等のコスト増加の影響を受けたためです。一方、自己資本比率は49.9%に改善し、財務基盤が安定しています。
リスクについて
当社グループのリスクには以下のようなものがあります:
- 経済状況の変化: 日本国内の経済情勢や企業再編の影響を受ける可能性があります。
- 法的規制: 医薬品印刷包材における品質管理に失敗した場合、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 原材料価格の変動: 原油価格や為替レートの変動が経営成績に影響を与える可能性があります。
- 自然災害: 地震などの災害リスクに備えたBCP（事業継続計画）を強化しています。
まとめ
朝日印刷株式会社は、印刷包材の製造・販売及び包装システムの販売を主要事業とし、特に医薬品および化粧品市場向けに強い基盤を持っています。2023年3月期の業績は総じて安定しており、売上高や純資産額は増加しています。しかし、原材料価格や光熱費、人件費の上昇が純利益にマイナスの影響を与えました。
今後も企業価値の向上と持続的成長を目指して、中期経営計画「AX2024」の達成に向けて取り組むことが重要です。財務基盤が強固であることから、将来的にも安定した業績を期待できるでしょう。
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