企業名 | 旭松食品株式会社 |
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URL | https://www.asahimatsu.co.jp/ |
業種 | 食料品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1617.0 |
所在地 | 飯田市駄科1008番地 |
企業概要
当社の企業集団は、当社及び子会社旭松フレッシュシステム㈱、青島旭松康大食品有限公司、青島旭松康大進出口有限公司で構成され凍豆腐、加工食品等の食品製造販売を主な内容とした事業活動を行っております。
各事業の内容と状況
凍豆腐事業: このセグメントでは健康機能性を中心に市場拡大を試みており、新製品の「ТОПУРО」や「カップ新あさひ豆腐」を発売しました。しかし、コスト上昇と販売数量減少の影響で売上高は35億6千7百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
加工食品事業: 主力商品である即席カップみそ汁やオートミールの新商品の開発に注力してきましたが、競合との激しい価格競争で売上高は23億1千8百万円(同5.4%減)となりました。
その他食料品事業: 売上高は20億5千1百万円(同3.4%増)となり、医療用食材や大豆素材の商品が好調に推移しました。しかし、製造コストの大幅上昇により収益が圧迫されました。
従業員について
項目 | 値 |
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従業員数 | 227名(うち平均臨時雇用者数160名) |
平均年齢 | 42.0歳 |
平均勤続年数 | 18.4年 |
平均年間給与 | 4543千円 |
関連企業
旭松フレッシュシステム㈱: 長野県飯田市に位置し、食料品事業を行っており、製品の輸送・保管、原材料の輸送・仕入れを担当しています。
青島旭松康大食品有限公司: 中国山東省青島市に位置し、即席みそ汁用具材料、介護食等の製造を行っております。
青島旭松康大進出口有限公司: 中国山東省青島市に位置し、中国産品の貿易業務、及び当社グループ製品の中国での販売を行っています。
業績
項目 | 当期(2023年3月) | 前期(2022年3月) | 前期比(%) |
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売上高 | 79億3千6百89万円 | 80億3千6百37万円 | -1.2% |
経常利益 | 2839万円 | 2億6千8百48万円 | -89.4% |
純損失(△) | △6千8百72万円 | 1億9千6百29万円(利益) | -135.1% |
包括利益 | 1千1百36万円 | 2億7千9百77万円 | -95.9% |
各指標の増減について
売上高の減少は、競合他社との激しい価格競争や消費者の節約意識の高まりが原因と考えられます。経常利益の大幅な減少は原材料コストの上昇やエネルギーコストの増加によるものです。純損失は主に原材料コストの増加と販売数量の減少による影響です。
リスクについて
食の安全性: 食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得し、品質管理の強化に努めています。しかし、予期せぬ問題等が発生した場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
主要原材料等: 農産物の輸入に依存しているため、輸入制限や相場の変動に伴うリスクがあります。
自然災害: 長野県南部に生産拠点が集中しており、地震や台風などの自然災害による影響が懸念されます。
情報セキュリティ: 個人情報や機密情報の漏洩、サイバー攻撃等により信用低下や業績への影響が懸念されます。
感染症の拡大: サプライチェーンの崩壊や従業員の安全確保に伴い、生産・販売活動に支障が生じるリスクがあります。
まとめ
企業全体として、コストの大幅な上昇と競争激化により収益が圧迫されております。販売促進活動や新商品開発に尽力しているものの、依然として厳しい経営環境が続いています。当連結会計年度の業績は減収減益となりましたが、長期的視点での品質向上や海外市場の開拓などにより、成長の余地は依然として存在します。
投資家としては、短期的にはリスクを伴うものの、中長期的に見て医療用食材や海外市場での展開が成功すれば、大きな成長が期待できると考えます。
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