企業名 | 日本伸銅株式会社 |
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URL | http://www.nippon-shindo.co.jp/ |
業種 | 非鉄金属 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1595.0 |
所在地 | 堺市堺区匠町20番地1 |
企業概要
当社は、伸銅品の製造販売を主な事業とし、サンエツ金属株式会社と協力して最適分業体制を構築しています。親会社は株式会社CKサンエツで、関連会社としてグループ全体の経営管理を行っています。
各事業の内容と状況
当社は伸銅品関連事業の単一セグメントとしており、伸銅品や伸銅加工品の需要増大に応えるべく、シナジー効果を追求しています。また、国際相場商品である銅と亜鉛の価格変動が業績に大きな影響を及ぼすことから、リスクヘッジとしてデリバティブ取引を行っています。
従業員について
2023年3月31日現在 | 項目 | 数値 |
---|---|---|
従業員数(人) | 96(うち臨時従業員1名) | |
平均年齢 | 42歳 3ヶ月 | |
平均勤続年数 | 18年 0ヶ月 | |
平均年間給与(千円) | 6887 |
労働組合は結成されておらず、労使関係は安定しています。
関連企業
企業名称 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
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株式会社CKサンエツ(親会社) | 富山県高岡市 | 2756 | グループ会社の経営管理 | 55.2 | 経営のサポート、役員の兼任あり |
業績
年度 | 売上高(百万円) | 営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | 当期純利益(百万円) |
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2023年3月期 | 27,242 | 1,591 | 1,505 | 1,031 |
2022年3月期 | 26,137 | 2,365 | 1,503 | 1,058 |
増減率(%) | 4.2 | -32.7 | 0.1 | -2.5 |
各指標の増減について
売上高は銅相場の高水準により前年同期比で4.2%増加しましたが、営業利益は原材料価格の上昇などにより32.7%減少しました。経常利益はデリバティブ取引による損益の影響をほぼ相殺し、前年同期比で0.1%の増加となりました。最終的に当期純利益は2.5%減少しました。
リスクについて
材料価格変動のリスク
当社は銅や亜鉛の価格変動リスクをデリバティブ取引で対応していますが、価格変動による影響は全く避けられません。
電力供給不安のリスク
電気炉を使用した生産において、電力供給の不安定さが生産障害を引き起こす可能性がありますが、グループ内の他工場で代替生産を行う体制を整えています。
取引先の経営破綻による債権回収のリスク
主要な取引先については信用状況を適宜確認し、必要な場合には取引信用保険を付保していますが、経営破綻によるリスクは完全には回避できません。
自然災害・事故等のリスク
工場設備に対する大規模地震や自然災害の影響を考慮し、グループ内の他工場での代替生産を計画しています。
製品クレームによるリスク
品質維持に努めていますが、製品に欠陥が生じた場合の製造物賠償責任等に伴う費用の発生リスクがあります。
M&A及び事業提携において見込んだ効果を得られないリスク
M&Aや事業提携における予期し得ないリスクがありますが、十分な情報収集と検討を行いリスクを最小限に抑える努力をしています。
新型コロナウイルス等感染拡大に関するリスク
当社内で集団感染が発生した場合、生産障害が発生し、業績に悪影響を与える可能性があります。
まとめ
当社は、伸銅品事業において安定した売上を維持しており、健全な財務状況を示しています。ただし、銅や亜鉛の価格変動や自然災害などのリスクにさらされているため、これらの対策を引き続き強化していく必要があります。経常利益の目標は達成されたものの、営業利益や当期純利益の減少が見られたため、今後の経営戦略とリスク管理の強化が求められます。
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No.1 | 株式会社CKサンエツ |
No.2 | 新報国マテリアル株式会社 |
No.3 | 株式会社アーレスティ |
No.4 | カネソウ株式会社 |
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No.6 | 株式会社キッツ |
No.7 | 東京製鐵株式会社 |
No.8 | 白銅株式会社 |
No.9 | オリエンタルチエン工業株式会社 |
No.10 | 中日本鋳工株式会社 |
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