| 企業名 | 日本トランスシティ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.trancy.co.jp/ |
| 業種 | 倉庫・運輸関連業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 8428.0 |
| 所在地 | 四日市市霞二丁目１番地の１ |
企業概要
この企業は、物流関連事業を中心に、倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業などを展開しています。また、不動産業、ゴルフ場経営、自動車整備業なども手掛けています。
各事業の内容と状況
総合物流事業
主な事業として、倉庫業、港湾運送業、陸上運送業、国際複合輸送業を行っており、それぞれの事業が安定的に成長を続けています。
倉庫業: 寄託を受けた物品を保管する事業。収入は保管料、荷役料、配送料、物流加工料などから成り立っています。
港湾運送業: 港湾における貨物取扱事業。主な収益源は船内荷役料、沿岸荷役料、通関料など。
陸上運送業: 貨物自動車運送業および貨物利用運送事業。主要な関係会社として、四倉運輸株式会社や九州シティフレイト株式会社があります。
国際複合輸送業: 輸出入貨物の運送を一貫して行う事業。主な収入源はスルーB/Lの発行によるものです。
その他の事業
不動産業、自動車整備業、ゴルフ場経営なども行っており、多角的な事業展開をしています。
従業員について
| 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 692 | 40.0 | 17.1 | 6,930,897 |
関連企業
主な関連企業として、四倉運輸株式会社（陸上運送業）、九州シティフレイト株式会社（陸上運送業）、Trancy Logistics America Corporation（国際複合輸送業）などがあります。
業績
| 項目 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前年度比 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 100,094 | 101,620 | 101,173 | 116,750 | 134,063 | +14.8% |
| 経常利益（百万円） | 4,416 | 4,491 | 5,290 | 8,368 | 8,996 | +7.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 2,657 | 3,034 | 4,636 | 5,597 | 6,157 | +10.0% |
| 包括利益（百万円） | 1,678 | 1,982 | 6,626 | 6,357 | 7,710 | +21.3% |
| 純資産額（百万円） | 59,624 | 60,998 | 66,981 | 72,778 | 79,740 | +9.6% |
各指標の増減について
売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益といった主要指標は、全て前年同期比で増加しています。特に売上高の増加は、国際複合輸送業の好調が寄与しています。
包括利益も前年同期比で大幅に増加しており、全体として業績は順調に推移しています。
リスクについて
この企業が直面するリスクとしては、経済環境の変化、規制・法令違反リスク、安全衛生に関するリスク、大規模災害等リスクなどが挙げられます。特に物流業においては、世界的な経済動向が直接的に業績に影響を与えるため、注意が必要です。
まとめ
この企業は、総合物流事業を中心に安定した成長を続けており、総じて好調な業績を上げています。今後も、地政学的リスクや経済環境の変化に対する適応力を高める施策を継続することが重要です。さらに、ESG経営やサステナビリティに関する取組みを強化することで、持続的な成長を目指しています。
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