企業名 | 新日本理化株式会社 |
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URL | https://www.nj-chem.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 5660.0 |
所在地 | 京都市伏見区葭島矢倉町13番地 |
企業概要
この企業は天然油脂や石油化学製品を主要原料とする化学製品の製造および販売を行っています。企業理念として「もの創りを通して広く社会の発展に貢献すること」を掲げ、2030年に向けて、さまざまな価値をもった素材を社会に提供することを目指しています。
各事業の内容と状況
企業は脂肪酸、グリセリン、高級アルコール、不飽和アルコール、界面活性剤などの天然油脂由来製品と、可塑剤、機能製品、樹脂添加剤などの石油化学製品を製造・販売しています。特に、環境対応型材料の開発にも力を入れ、新たな製品ラインの拡大を進めています。
従業員について
従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 | |
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連結 | 434名 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
提出会社 | 320名 | 43.10歳 | 16.90年 | 7168千円 |
労働組合の状況も良好で、労使関係は円満に推移しています。また、女性の管理職登用や育児休業の取得率も一定の成果を挙げており、ダイバーシティの推進が進んでいます。
関連企業
企業の関連企業は以下の通りです。
名称 | 主要な事業 | 資本金 | 議決権保有割合 | 関係内容 |
---|---|---|---|---|
日新理化㈱ | 化学製品の製造 | 190百万円 | 100% | 当社が原料を提供し製品製造の委託 |
アルベス㈱ | 化学製品の販売 | 30百万円 | 100% | 当社製品の販売 |
日東化成工業㈱ | 化学製品の製造及び販売 | 145百万円 | 55% | 当社が同社に製品の販売 |
NJC Korea Co., Ltd. | 化学製品の販売 | 1000百万韓国ウォン | 100% | 当社製品の販売 |
業績
第147期 | 第148期 | 第149期 | 第150期 | 第151期 | |
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売上高 (百万円) | 28,641 | 26,839 | 24,437 | 32,358 | 33,105 |
経常利益 (百万円) | 795 | 707 | 706 | 1,589 | 105 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 573 | 460 | 501 | 811 | △444 |
包括利益 (百万円) | 38 | △138 | 1,751 | 911 | 162 |
総資産額 (百万円) | 34,765 | 32,756 | 35,886 | 40,086 | 38,553 |
各指標の増減について
当期は売上高が前年から2.3% (746百万円)増加しましたが、経常利益が急減し、最終的には当期純損失が444百万円となりました。この主な要因は、原材料費の増加やエネルギーコストの高騰、設備の老朽化に伴う保全コストの増加です。
リスクについて
この企業特有のリスクとして以下の点が挙げられます。
- 原材料の価格変動: 原油価格や植物系油脂の価格変動が大きく、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 物流の確保: 世界的な人手不足や国際紛争などが影響し、適時・適切な物流ルート確保が難しくなることがあります。
- 為替相場の変動: 外貨決済額の増加に伴い、為替リスクが増大しており、為替相場の急変動が業績に影響を与えることがあります。
- 製造物責任: 製品の欠陥により、製品回収や損害賠償が生じた場合に業績に影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
この企業は、原材料費やエネルギーコストの増加に伴い、経常利益が大幅に減少し、最終的には純損失を計上しています。しかし、新たな製品ラインや環境対応型材料の開発に注力し、長期的には成長が期待される分野に資源を集中させています。短期的には厳しい状況が続くものの、将来的な展望は明るいと考えられます。
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