企業名 | 守谷輸送機工業株式会社 |
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URL | https://moriya-elevator.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1079.0 |
所在地 | 横浜市金沢区福浦一丁目14番地9 |
企業概要
本記事では、エレベーター製造販売から据付、保守・修理に至るまで一貫して事業を展開している企業について、有価証券報告書の内容を解説します。
各事業の内容と状況
当社グループは、当社と非連結子会社1社(上海守谷電梯有限公司)の計2社で構成されています。国内では荷物用エレベーターを中心に、海外では船舶用エレベーターの据付・保守を中国で展開しています。
事業の特徴: 1950年に設立され、エレベーター事業に専念しています。国内では工場やテクニカルセンター、サービスセンター、9つの支店・事務所を含む51のサービス拠点を有し、24時間365日の保守サービスを提供しています。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
314 (29) | 40.3 | 8.2 | 7023 |
労働組合は結成されておらず、労使関係は円滑に推移しています。管理職に占める女性労働者の割合は4.1%、育児休業取得率や賃金差異についても公開していますが、問題はないとされています。
関連企業
主要な関連会社は以下の通りです:
- 上海守谷電梯有限公司(資材調達代理業務)
業績
指標 | 当期 (千円) | 前期比 (%) |
---|---|---|
売上高 | 15,416,893 | 11.0 |
営業利益 | 777,451 | -57.2 |
経常利益 | 791,167 | -56.9 |
当期純利益 | 641,705 | -44.0 |
各指標の増減について
売上高は11.0%増加しましたが、営業利益と経常利益はそれぞれ57.2%、56.9%減少しました。これは、物価上昇圧力や資材価格の上昇、円安による輸入資材価格の上昇などが原因です。
リスクについて
以下のリスクが特に重要です:
- 経営環境に関するリスク: 資材価格の上昇や円安による影響。
- 自然災害: 生産拠点やサプライチェーンの混乱。
- 人材の確保と育成: 優秀な人材が確保できない場合のリスク。
- 大株主の動向: 当社の代表取締役社長は、発行済株式総数の66.3%を保有。
まとめ
当事業年度の業績は、売上高が増加したにも関わらず、営業利益と経常利益が減少する結果となりました。これは、資材コストの上昇や円安の影響が大きいためです。しかし、製品の競争力や市場の拡大を背景に中長期的な成長については楽観視できる要素も多くあります。リスク管理も適切に行っており、さらなる成長が期待されるところです。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。