| 企業名 | 太平洋興発株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.taiheiyo.net/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4244.0 |
| 所在地 | 台東区元浅草二丁目６番７号 |
企業概要
当社グループ（当社及び関係会社）は、不動産の分譲、燃料販売（石炭・石油）を主な内容とし、更に各事業に関連するサービス事業等を展開しております。連結子会社13社を含む当社グループは、幅広い分野で事業を展開しています。
各事業の内容と状況
以下に各事業の内容と現状、見通しを示します。
- 不動産セグメント: マンションの分譲・販売、賃貸及び管理を行っています。札幌市を中心に高稼働率を維持しており、安定した収益を確保しています。
- 商事セグメント: 輸入炭、バイオマス燃料、石油、建築資材などを販売しています。エネルギー市場の変動にも対応し、安定した供給を目指しています。
- サービスセグメント: 有料老人ホームの運営等を行っています。入居者のニーズに合ったサービスを提供し、稼働率の向上に努力しています。
- 建設工事セグメント: 建設工事の受注が継続し順調です。今後も安定した収益を目指しています。
- 肥料セグメント: 炭カル肥料・消石灰・石粉の製造販売を行っています。安定した収益を見込んでいます。
従業員について
連結会社の状況
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 不動産 | 208 |
| 商事 | 78 |
| サービス | 252 |
| 建設工事 | 54 |
| 肥料 | 57 |
| 全社（共通） | 21 |
| 合計 | 670 |
提出会社の状況
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 235 | 59.1 | 8.9 | 3,749 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金（百万円） | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合又は被所有割合（％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| ㈱太平洋製作所 | 北海道釧路市 | 22 | 建設工事 | 100 | ― |
業績
当期の業績と見通し
| 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比（%） | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 36,005 | 32,476 | 27,825 | 32,855 | 51,016 | +55.3% |
| 経常利益（百万円） | 738 | 493 | 535 | 390 | 1,325 | +239.1% |
| 純利益（百万円） | 291 | 464 | 446 | 367 | 694 | +89.1% |
| 包括利益（百万円） | 430 | △125 | 451 | 514 | 914 | +77.8% |
各指標の増減について
売上高や利益が大幅に増加したのは、輸入炭の販売単価が上昇し、販売数量が増加したことによります。また、不動産セグメントにおいてもマンションの買取販売が増加し、安定した収益を確保しました。
リスクについて
以下はこの企業特有のリスク要因です。
- 不動産市況や地価動向の影響: 賃貸単価の下落や空室率が増加する可能性
- 輸入炭販売事業における在庫のリスク: 石炭の市場価格が下落した場合の棚卸資産評価損失の可能性
- サービスセグメントの競合リスク: 新規参入企業による競争激化
- 関係会社の支援リスク: 債務保証による資金負担の可能性
- 法的規制のリスク: 法的規制の変更による事業活動への影響
まとめ
当社グループは、不動産やエネルギー関連事業を中心に安定した収益を確保しています。特に輸入炭の販売において、高単価・高数量を達成し、大幅に売上高を伸ばしました。現在のところ、総合的に見て業績は好調であり、今後も成長が期待されます。
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