企業名 | 大日精化工業株式会社 |
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URL | https://www.daicolor.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10039.0 |
所在地 | 中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 |
企業概要
大日精化工業株式会社は、化学製品の製造および販売を行う企業であり、事業は主に「カラー&ファンクショナルプロダクト」、「ポリマー&コーティングマテリアル」、そして「グラフィック&プリンティングマテリアル」の3つのセグメントで構成されています。同社は国内外に多くの子会社を持ち、化学製品の多様な用途に対応しています。
各事業の内容と状況
カラー&ファンクショナル プロダクト
この事業では、顔料、繊維用およびプラスチック用着色剤、コンパウンド、顔料分散体、そして機能性材料の製造・販売を行っています。情報電子業界向けの製品は好調でしたが、液晶パネルの需要減により低迷しました。一方、東南アジアやインドでは好調な売上を記録しました。
ポリマー&コーティング マテリアル
ウレタン樹脂やコーティング剤の製造・販売を行っています。車両業界向けの売上は在庫調整の影響で低調でしたが、産業資材向けの売上は堅調に推移しました。
グラフィック&プリンティング マテリアル
グラビアインキとオフセットインキの製造・販売を行っています。包装業界向けのグラビアインキは国内外で堅調に推移しましたが、オフセットインキは需要減少により低調でした。
従業員について
事業セグメント | 従業員数 | 臨時雇用者数 |
---|---|---|
カラー&ファンクショナル プロダクト | 2398 | 137 |
ポリマー&コーティング マテリアル | 403 | 66 |
グラフィック&プリンティング マテリアル | 636 | 34 |
その他 | 11 | 3 |
全社(共通) | 218 | 32 |
合計 | 3666 | 273 |
関連企業
主要関連企業には、浮間合成株式会社(ポリマー&コーティング部門)、ハイテックケミ株式会社(カラー&ファンクショナル部門)、そしてP.T. HI-TECH INK INDONESIA(グラフィック&プリンティング部門)などがあります。
業績
項目 | 2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 前期比 (%) |
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売上高 | 170,394 | 155,108 | 138,491 | 121,933 | 122,005 | 0.1 |
経常利益 | 9,264 | 5,582 | 5,613 | 8,315 | 3,373 | -59.4 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,876 | 3,977 | 6,343 | 6,166 | 2,007 | -67.4 |
各指標の増減について
売上高は前期比でわずかに0.1%増加しましたが、経常利益は59.4%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益も67.4%減少しました。原材料価格の高止まりや主要販売先での需要減少が利益を押し下げる要因となりました。
リスクについて
大日精化工業株式会社は以下のリスクを抱えています:
- 化学物質に関連する規制強化によるリスク。
- 海外事業に伴う政治・経済リスク。
- 為替リスクと金利変動リスク。
- 自然災害や感染症の流行によるリスク。
まとめ
大日精化工業株式会社は、多岐にわたる化学製品の製造・販売を行っている企業であり、特に東南アジアやインドでの業績が好調でした。しかし、原材料価格の高止まりや主要販売先での需要減少によって利益が大幅に減少しました。長期的な成長を目指して、引き続き新技術や新市場への投資を行っていく必要があります。現状として、業績は不調ですが、未来に向けての取り組み次第で大きな改善が期待できるでしょう。
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