企業名 | 中越パルプ工業株式会社 |
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URL | https://www.chuetsu-pulp.co.jp/ |
業種 | パルプ・紙 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 18864.0 |
所在地 | 千代田区内幸町一丁目3番2号 |
企業概要
この企業は、紙パルプ製品の製造販売や発電事業を主な事業としており、複数の子会社を持ち様々な関連事業を展開しています。
各事業の内容と状況
以下では、各事業の内容や現在の状況について説明します。
紙・パルプ製造事業
新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、特殊紙、板紙および加工品を製造し、好調な販売状況にあります。
発電事業
新たなバイオマス発電設備の設置を進めるなどし、燃料価格の高騰にも関わらず売電単価の改定で増収増益を達成。
ナノフォレスト事業
セルロース・ナノファイバーの製造販売で、新素材の実用化が期待されています。
従業員について
連結会社の状況
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
紙・パルプ製造事業(発電事業含む) | 834 |
その他 | 484 |
合計 | 1318 |
提出会社の状況
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
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785 | 45.0 | 23.3 | 6,166,566 |
関連企業
主要な子会社
例:中越ロジスティクス株式会社、三善製紙株式会社
業績
指標 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 前期比(%) |
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売上高 (百万円) | 96,716 | 95,140 | 81,938 | 90,104 | 105,668 | 17.3% |
経常利益 (百万円) | 121 | 1,985 | -319 | 3,077 | 3,397 | 10.4% |
当期純利益 (百万円) | 721 | 919 | -1,052 | 1,268 | 3,050 | 140.5% |
包括利益 (百万円) | -195 | 671 | -674 | 1,456 | 3,947 | 171.2% |
各指標の増減について
売上高と経常利益、当期純利益は増加しましたが、前期比で見ると、売上高は17.3%の増加、経常利益は10.4%の増加、当期純利益は140.5%の大幅な増加が見られました。これは、製品価格の改定や安定操業の効果が大きいと考えられます。
リスクについて
- 国内需要及び市況の変動リスク: 紙・パルプの需要減少や価格変動による影響が大きい。
- 原材料購入価格の変動リスク: チップや重油、古紙の価格変動が企業業績に影響を与える。
- 地球環境に対するリスク: 環境規制強化やコスト増のリスクが存在。
- 為替レートの変動リスク: 輸出入取引における為替変動の影響。
- 災害リスク: 自然災害やテロなどによる生産設備への影響。
まとめ
全体として、この企業の業績は好調です。売上高や利益の増加が目立ち、特に当期純利益の大幅な増加は顕著です。各事業部門もそれぞれ順調に推移しており、特に紙・パルプ製造事業の強化が業績の柱となっています。
しかしながらいくつかのリスクも存在しますので、投資家としてはリスク要因にも目を向ける必要があります。特に、原材料価格の変動や国内需要の減少などが大きなリスクとして挙げられます。
アナリストの視点として、現状の業績は好調であり、今後も成長が期待できると評価します。ただし、リスク管理を怠らず、戦略的な投資と持続的な経営努力が必要です。
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