2023-06-29有価証券報告書 三菱電機株式会社

企業名	三菱電機株式会社
URL	https://www.mitsubishielectric.co.jp/
業種	電気機器
決算日	3月31日
資本金（百万円）	175820.0
所在地	千代田区丸の内二丁目７番３号

企業概要

三菱電機グループは、「たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献する」という企業理念を掲げています。社会における存在意義を根底に置き、「成長性」「収益性・効率性」「健全性」のバランス経営に加え、サステナビリティの実現を経営の基盤に位置付けています。グループ全体で社会や顧客、株主、従業員への責任を果たし、持続的な企業価値の向上に努めています。

各事業の内容と状況

三菱電機グループは「インフラ」「インダストリー・モビリティ」「ライフ」「ビジネスプラットフォーム」「その他」の5つのセグメントで事業を展開しています。

• インフラ部門： 河川氾濫などの防災システム、HVDC（高電圧直流）送電システムなどを提供し、社会インフラの開発・維持に貢献しています。
• インダストリー・モビリティ部門： FAシステム（工場オートメーション）、自動車機器の電動化関連技術などを提供しています。
• ライフ部門： 昇降機、空調機器、調理家電、照明機器など、人々の生活を豊かにする商品を中心とした製品を提供しています。
• ビジネスプラットフォーム部門： 情報システム、IT関連サービス、半導体デバイスなどを手掛けています。
• その他の部門： 資材調達・物流関連の事業を展開しており、グループ内外でサプライチェーンの強化に寄与しています。

従業員について

事業の種類別セグメントの名称	従業員数（人）
インフラ	11,537
インダストリー・モビリティ	11,010
ライフ	5,289
ビジネスプラットフォーム	2,562
共通	4,738
合計	35,136

平均年齢: 41.3才

平均勤続年数: 16.9年

平均年間給与: 8,273,671円

関連企業

• 三菱電機インフォメーションシステムズ㈱
• 三菱電機インフォメーションネットワーク㈱
• 三菱電機ITソリューションズ㈱
• 三菱電機ビルソリューションズ㈱

業績

指標	前期	今期	前期比（%）
売上高	44,767億円	50,036億円	+11.8%
税引前当期純利益	2,796億円	2,921億円	+4.5%
親会社株主に帰属する当期純利益	2,034億円	2,139億円	+5.2%
営業活動によるキャッシュ・フロー	2,823億円	1,667億円	-40.9%
投資活動によるキャッシュ・フロー	-1,148億円	-1,485億円	+29.3%
フリーキャッシュ・フロー	1,675億円	181億円	-89.2%

各指標の増減について

売上高: 為替円安の影響や需要の拡大により増加。

税引前当期純利益: 売上高の増加による利益増。

親会社株主に帰属する当期純利益: 税引前当期純利益の増加を反映。

営業活動によるキャッシュフロー: 棚卸資産の増加などにより減少。

投資活動によるキャッシュフロー: 有形固定資産等の取得増。

フリーキャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュフローの減少が影響。

リスクについて

三菱電機グループに影響を与えるリスクは以下の通りです：

• 地政学的リスク: ウクライナ情勢、米中対立などが経営に影響。
• サプライチェーン: 半導体供給の逼迫や供給連鎖の混乱。
• 情報セキュリティ: サイバー攻撃や情報漏洩のリスク。
• 技術革新: 競争激化による技術革新の影響。
• 人権問題: 法規制や社会的要請の高まりによるリスク。
• 環境リスク: 気候変動への対応。
• 感染症・災害: 大規模災害やパンデミックの影響。

まとめ

三菱電機グループは、売上高や利益の増加を達成しつつも、キャッシュフローに関しては減少が見られました。地政学的リスクやサプライチェーンの課題など、多くのリスクに直面していますが、技術革新や新たな事業戦略でこれらのリスクに対応しています。全体として企業の現状は安定しており、今後も持続的な成長が期待されます。

AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1	三菱自動車工業株式会社
No.2	株式会社　東芝
No.3	萬世電機株式会社
No.4	第一実業株式会社
No.5	株式会社山善
No.6	株式会社　ミスミグループ本社
No.7	ＮＳＷ株式会社
No.8	株式会社北弘電社
No.9	山洋電気株式会社
No.10	三菱化工機株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。