企業名 | 三井住建道路株式会社 |
---|---|
URL | https://www.smrc.co.jp/ |
業種 | 建設業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1329.0 |
所在地 | 新宿区西新宿6丁目24番1号 |
企業概要
三井住建道路株式会社は、建設事業、建設用資材の製造・販売、およびその他事業(売電事業および不動産取引)を展開する企業です。主に舗装工事、土木工事、建築工事などを手掛け、親会社である三井住友建設株式会社とともに公共および民間のインフラ整備を行っています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の三つのセグメントに分かれています。
- 建設事業: 主に舗装工事や土木工事、建築工事を行っています。2023年3月期に受注高では前年度比3.4%の減少が見られましたが、セグメント利益は8.0%増加しました。
- 製造・販売事業: 建設用資材の製造・販売を行っています。売上高は7.0%増加しましたが、原材料価格の高騰のためセグメント利益は30.1%減少しました。
- その他事業: 太陽光発電による売電事業を行っています。売上高は4.3%減少し、セグメント利益は0.5%の増加に留まりました。
従業員について
事業セグメント | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
---|---|---|
建設事業 | 440 | 34 |
製造・販売事業 | 71 | 7 |
その他 | 1 | なし |
全社(共通) | 41 | なし |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
名称 | 資本金 (百万円) | 主要な事業 | 所有割合(%) |
---|---|---|---|
三井住友建設株式会社 | 12,003 | 建設事業 | 53.9 |
三道工業株式会社 | 20 | 建設事業 | 100.0 |
業績
回次 | 第72期 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 第76期 |
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決算年月 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高 (百万円) | 34,737 | 33,384 | 33,796 | 31,535 | 31,914 |
経常利益 (百万円) | 1,573 | 1,609 | 1,827 | 949 | 1,015 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 1,048 | 1,038 | 1,188 | 627 | 630 |
包括利益 (百万円) | 1,094 | 990 | 1,271 | 646 | 657 |
純資産額 (百万円) | 10,890 | 11,661 | 12,543 | 12,971 | 13,358 |
総資産額 (百万円) | 26,631 | 27,111 | 27,548 | 26,693 | 28,164 |
1株当たり純資産額 (円) | 1175.51 | 1263.03 | 1374.67 | 1421.00 | 1462.05 |
1株当たり当期純利益 (円) | 114.97 | 113.80 | 130.31 | 68.73 | 69.00 |
自己資本比率 (%) | 40.3 | 42.5 | 45.5 | 48.6 | 47.4 |
自己資本利益率 (%) | 10.2 | 9.3 | 9.9 | 4.9 | 4.8 |
株価収益率 (倍) | 6.5 | 6.7 | 8.1 | 15.7 | 12.4 |
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | 1,594 | 1,099 | 2,429 | 195 | 2,141 |
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | △65 | △520 | △752 | △930 | △793 |
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | △200 | △250 | △267 | △278 | △297 |
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) | 8,939 | 9,267 | 10,677 | 9,663 | 10,713 |
各指標の増減について
売上高は前期比1.2%の増加、経常利益は6.9%の増加、当期純利益は0.5%の増加となりました。これは主に製造・販売事業の原材料価格の高騰が影響しています。
リスクについて
企業が抱えるリスクとして以下の点が挙げられます。
- 特定の取引先への高依存度: 公共投資政策の変更が売上に大きな影響を与えるリスクがあります。
- 調達資材の価格変動: 原油と為替の市況によりアスファルトの仕入価格が変動し、業績への影響が大きいです。
- 法的処分: 労働災害が発生した場合、業績に大きな影響を与える可能性があります。
- 取引先の信用不安: 取引先の経営状況により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 大規模自然災害や感染症: 事業継続に支障をきたすリスクがあります。
まとめ
三井住建道路株式会社は、建設事業や製造・販売事業、その他事業の複合企業として、昨年度の業績はおおむね良好でしたが、一部のセグメントでは課題も浮き彫りになりました。原材料価格の高騰など、特定のリスクに対する対策が今後の課題です。取り組んでいる「働き方改革」や「建設DXの推進」による業務効率化が進むことで、更なる成長が期待されます。現状、業績は横ばいと評価しますが、特定のリスク管理と効率的な事業運営が鍵となりそうです。
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No.1 | 三井住友建設株式会社 |
No.2 | スバル興業株式会社 |
No.3 | 株式会社福田組 |
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