2023-06-29有価証券報告書 タカラバイオ株式会社

企業名 タカラバイオ株式会社
URL https://www.takara-bio.co.jp/ja/index.html
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 14965.0
所在地 草津市野路東七丁目4番38号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、試薬・機器事業及び再生・細胞医療・遺伝子治療等の開発・製造を支援するCDMO(Contract Development and Manufacturing Organization)事業を展開しております。当社は、バイオテクノロジー技術を駆使して、新薬開発や研究支援を推進し、競争優位性を確保することを目指しています。

各事業の内容と状況

試薬・機器事業では、遺伝子・細胞工学技術を基盤に幅広い製品展開を行っています。CDMO事業は、特に再生医療等製品の製造受託や研究開発パートナーシップに注力しています。

従業員について

項目 企業全体 提出会社
従業員数 1793人 769人
平均年齢 40.8歳
平均勤続年数 11.1年
平均年間給与 7098千円

関連企業

以下は主な関連企業です:

  • Takara Bio USA, Inc.
  • Takara Bio Europe S.A.S.
  • Takara Bio UK Ltd
  • 宝生物工程(大連)有限公司
  • 宝日医生物技術(北京)有限公司

業績

項目 当期 前期比
売上高 (百万円) 78,142 +15.4%
経常利益 (百万円) 20,682 -27.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 16,012 -19.3%
包括利益 (百万円) 20,363 -14.1%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 36,897 +29,911百万円

各指標の増減について

売上高は、前期比15.4%増の78,142百万円となりましたが、経常利益は27.3%減の20,682百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は19.3%減の16,012百万円となりました。これは主に、研究開発費の増加や売上構成の変化によるものです。

リスクについて

当社グループが直面する主なリスクは以下の通りです:

  • 研究開発活動の遅延や失敗
  • 海外展開における経済状況、政治体制の変動リスク
  • 競合企業の技術進展による競争激化
  • 為替レートの変動リスク
  • 資金調達の実施に関するリスク

まとめ

当社グループは、試薬・機器事業およびCDMO事業を中心に安定成長を続けていますが、研究開発や競争環境の変化に伴うリスクも存在します。全体的に売上高は増加しているものの、研究開発や売上構成の変化により経常利益および純利益は減少しました。

今後、研究開発の成果や新製品の投入により、さらなる成長が期待されますが、リスク管理もしっかりと行っていく必要があります。アナリストとしては、現状を「好調維持」とし、今後も注視してまいります。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 コスモ・バイオ株式会社
No.2 株式会社カイノス
No.3 株式会社テクノメディカ
No.4 アズワン株式会社
No.5 神戸天然物化学株式会社
No.6 小野薬品工業株式会社
No.7 杏林製薬株式会社
No.8 株式会社カイノス
No.9 科研製薬株式会社
No.10 小野薬品工業株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。