企業名 | シキボウ株式会社 |
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URL | https://www.shikibo.co.jp/ |
業種 | 繊維製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 11336.0 |
所在地 | 大阪市中央区備後町3丁目2番6号 |
企業概要
当社は、繊維製品の製造販売、工業用品の製造販売、不動産の賃貸等を主な事業内容とするグループ企業です。24の子会社を持ち、幅広い事業領域を展開しています。
各事業の内容と状況
繊維事業
糸や布、ニットなどの繊維製品を製造販売しています。繊維製品を展開する主要な企業として、㈱シキボウ江南、丸ホームテキスタイル㈱、新内外綿㈱などがあります。最新の決算期において、円安と原燃料価格の高騰が利益を圧迫し、苦戦を強いられました。
産業材事業
工業用品や産業機械、食品添加物、陶磁器などを製造販売しています。当社および敷島カンバス㈱、㈱大和機械製作所などがこの事業を展開しています。多くの製品が増収となったものの、エネルギーや原材料価格の高騰が利益に影響しました。
不動産・サービス事業
不動産賃貸業やリネンサプライ業、配送・倉庫業務などを展開しています。シキボウリネン㈱、㈱シキボウ物流システムなどが主要な関連企業です。リネンサプライ事業はコロナ禍からの回復に伴い、ホテルの稼働率上昇により大幅な増収を達成しました。
従業員について
項目 | 数値 |
---|---|
連結従業員数 | 2,195人(臨時613人) |
提出会社の従業員数 | 532人(臨時89人) |
平均年齢 | 45.7歳 |
平均勤続年数 | 17.6年 |
平均年間給与 | 4,888千円 |
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです:
- ㈱シキボウ江南(繊維事業)
- 敷島カンバス㈱(産業材事業)
- シキボウリネン㈱(不動産・サービス事業)
業績
指標 | 当期 | 前期比 |
---|---|---|
売上高 | 37,893百万円 | +6.2% |
経常利益 | 1,125百万円 | +8.4% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,568百万円 | +3,100% |
包括利益 | 2,036百万円 | +481.7% |
純資産額 | 33,357百万円 | +4.87% |
総資産額 | 82,043百万円 | +0.55% |
1株当たり純資産額 | 2,875.97円 | +4.75% |
1株当たり当期純利益金額 | 135.31円 | +2,987% |
自己資本比率 | 40.6% | +1.6pt |
自己資本利益率 | 4.8% | +4.6pt |
株価収益率 | 7.4倍 | -12.9倍 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,112百万円 | -62.8% |
投資活動によるキャッシュ・フロー | -682百万円 | -4.28% |
財務活動によるキャッシュ・フロー | -579百万円 | +84.7% |
現金及び現金同等物の期末残高 | 4,922百万円 | -1.7% |
各指標の増減について
今期の売上高は6.2%増加し、経常利益も8.4%増加しました。特に親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加しており、これは主に特別利益として保険金や投資有価証券の売却益が寄与しています。しかし、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に減少したことが注意すべき点です。
リスクについて
企業特有のリスクとして、市況変動、原材料・燃料価格の変動、為替相場の変動、金利変動などが挙げられます。これらのリスク要因によって当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。特に、製造原価に影響するためエネルギーと原材料の価格変動が大きいリスクとされています。
まとめ
当社は繊維製品、産業材、不動産・サービスの各事業で成長を続けており、特に不動産・サービス事業では大幅な増収を達成しました。財務基盤も着実に強化されており、自己資本比率は40.6%にまで上昇しました。一方で、営業キャッシュ・フローの減少は懸念点です。全体として見ると、当社の業績は好調であり、今後も増収増益が期待されます。
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