| 企業名 | コムシスホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.comsys-hd.co.jp/ |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 10000.0 |
| 所在地 | 品川区東五反田二丁目１７番１号 |
企業概要
コムシスグループは、当社及び日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、株式会社ＴＯＳＹＳ、株式会社つうけん、ＮＤＳ株式会社、株式会社ＳＹＳＫＥＮ、北陸電話工事株式会社、コムシス情報システム株式会社の８統括事業会社に加え、子会社91社及び関連会社18社から構成され、電気通信設備工事事業及び情報処理関連事業等を主な事業内容としております。
各事業の内容と状況
主要事業： 通信設備工事事業、情報処理関連事業など。
事業状況： 各グループの受注高や売上高の概要は以下のとおりです。
| セグメント | 受注高（百万円） | 受注高 増減率（％） | 売上高（百万円） | 売上高 増減率（％） | セグメント利益（営業利益）（百万円） | セグメント利益 増減率（％） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本コムシスグループ | 242,941 | -8.5% | 261,546 | -10.6% | 9,275 | -51.9% |
| サンワコムシスエンジニアリンググループ | 68,082 | 2.9% | 68,630 | 4.5% | 6,551 | -6.4% |
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） |
|---|---|
| 日本コムシスグループ | 6,259 |
| サンワコムシスエンジニアリンググループ | 1,774 |
| ＴＯＳＹＳグループ | 1,340 |
| つうけんグループ | 2,357 |
| ＮＤＳグループ | 2,956 |
| ＳＹＳＫＥＮグループ | 1,065 |
| 北陸電話工事グループ | 914 |
| コムシス情報システムグループ | 627 |
| その他 | 220 |
| 合計 | 17,512 |
注： 従業員数は、就業人員数であります。2023年３月31日の従業員の平均年齢は51.8歳、平均勤続年数は21.0年、平均年間給与は9,281,849円です。
関連企業
コムシスグループには、8つの統括事業会社の他、91の子会社、18の関連会社が存在します。主な子会社は以下の通り：日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、株式会社ＴＯＳＹＳ、株式会社つうけん、ＮＤＳ株式会社、株式会社ＳＹＳＫＥＮ、北陸電話工事株式会社、コムシス情報システム株式会社。
業績
| 決算期 | 2019年3月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 481,783 | 560,882 | 563,252 | 589,028 | 563,295 |
| 経常利益（百万円） | 36,071 | 40,064 | 42,941 | 44,036 | 30,934 -29.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 28,018 | 25,994 | 29,369 | 29,208 | 19,338 -33.8% |
| 包括利益（百万円） | 26,253 | 23,605 | 35,380 | 29,215 | 19,607 -32.9% |
| 純資産額（百万円） | 301,459 | 310,694 | 330,807 | 343,489 | 346,725 |
| 総資産額（百万円） | 439,926 | 450,043 | 479,419 | 524,062 | 502,133 -4.2% |
各指標の増減について
売上高および経常利益が減少した理由としては、通信インフラ分野の設備投資減少、工期延伸によるコスト増、および資材価格の高騰が影響しています。また、一部の再生可能エネルギー関連プロジェクトにおいて不採算案件が発生しました。
リスクについて
特定取引先への依存、および安全品質に関するリスクが主要なリスク要因として挙げられます。特に、NTTグループに依存しているため、NTTグループの設備投資の動向により業績に影響を受けやすいです。また、事故や品質トラブルが発生した場合、取引先の信頼を失うリスクもあります。
まとめ
コムシスグループは、通信インフラ事業を根幹に、多角的な事業展開を行っていますが、設備投資減少や資材価格高騰などの外部要因により業績が圧迫されています。一方で、コムシスグループは新たな事業領域や地域での事業拡大を目指しており、中長期的には成長が期待できます。ただし、現状では業績へのリスクが多く、慎重な投資判断が必要です。
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