2023-06-29有価証券報告書 カシオ計算機株式会社

企業名 カシオ計算機株式会社
URL https://www.casio.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 48592.0
所在地 渋谷区本町1-6-2





有価証券報告書の解説


企業概要

当グループ(当社及び当社の関係会社)は、連結子会社39社及び持分法適用関連会社2社により構成され、時計、コンシューマ、システム及びその他の分野での事業活動を展開しています。

各事業の内容と状況

当グループでは時計事業、コンシューマ事業、システム事業、その他事業の4つの主要事業を展開しています。それぞれの現在の状況は以下の通りです。

  • 時計事業:主にウオッチやクロックを扱い、国内外に販売しています。一部は直営店での販売を強化。
  • コンシューマ事業:電子辞書、電卓、電子楽器を中心としており、「EX-word」などの製品が好調。
  • システム事業:ハンディターミナルや電子レジスターを提供し、一部成長分野にリソースを集中。
  • その他事業:成形部品や金型の製造・販売を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 臨時従業員数(人)
時計 4479 508
コンシューマ 3245 324
システム 585 84
その他 719 228
全社 704 74
合計 9732 1218

関連企業

  • 山形カシオ株式会社(時計、電卓等の製造)
  • Casio America, Inc.(時計、コンシューマ製品の販売)
  • Casio Europe GmbH(時計、コンシューマ製品の販売)
  • その他多数の関連企業

業績

指標 第66期 第67期 前期比(%)
売上高 252322 263831 4.6%
経常利益 22174 19570 -11.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 15889 13079 -17.7%
包括利益 20282 15652 -22.8%

各指標の増減について

売上高については前年同期比で4.6%増加し、経常利益及び当期純利益はそれぞれ11.7%、17.7%減少しました。売上高が増加したのは時計事業やコンシューマ製品の堅調な販売が影響しています。

リスクについて

機械部品関連産業における激しい競争、外国為替リスク及び金利リスク、戦争やテロによる社会的不安など当企業が直面するリスクがあります。特に、新製品の開発成功が売上増加に影響するため、技術革新への対応が重要です。

まとめ

当企業は、売上高が増加している一方で、経常利益と当期純利益に減少が見られます。競争の激しさや外部環境の変動リスクに対応するためには、イノベーションや効率的な資源運用が求められます。ユーザー起点の戦略を持続し、イノベーション創出を続ける限り、将来的な成長は期待できると考えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。