| 企業名 | エスケー化研株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.sk-kaken.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2662.0 |
| 所在地 | 茨木市中穂積三丁目５番２５号 |
企業概要
当社グループ（当社及び当社の連結子会社）は当社（エスケー化研株式会社）及び在外子会社14社と国内子会社２社で構成され、事業は主として建築仕上塗材と耐火断熱材の製造販売を行っております。
各事業の内容と状況
建築仕上塗材事業
事業は主に建築仕上塗材の製造と販売を行っています。主な製品は有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料などです。国内外の子会社が製造し、現地で販売しております。
耐火断熱材事業
主要な製品は断熱材、耐火被覆材、耐火塗料であり、当社及びSIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.において製造・販売及び耐火断熱工事を行っております。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 建築仕上塗材 | 1960 |
| 耐火断熱材 | 132 |
| 報告セグメント計 | 2092 |
| その他 | 35 |
| 全社（共通） | 100 |
| 合計 | 2227 |
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 1579 | 41.2 | 13.3 | 5,773,000 |
関連企業
- SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.
- SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.
- PT SKK KAKEN INDONESIA
業績
| 回次 | 決算年月 | 売上高 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 包括利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) | 総資産額 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第63期 | 2019年3月 | 95,069 | 11,650 | 7,781 | 7,094 | 109,945 | 132,817 |
| 第64期 | 2020年3月 | 96,028 | 10,964 | 7,544 | 7,321 | 116,319 | 139,083 |
| 第65期 | 2021年3月 | 85,174 | 10,985 | 7,046 | 6,845 | 122,220 | 144,628 |
| 第66期 | 2022年3月 | 88,282 | 12,928 | 8,833 | 10,501 | 131,643 | 157,468 |
| 第67期 | 2023年3月 | 95,580 | 12,803 | 9,034 | 10,403 | 140,967 | 169,043 |
各指標の増減について
売上高は2023年3月期において前期比8.3%増となり、当期純利益も同2.3%増と堅調に推移しました。しかし、営業利益は材料費高騰の影響を受け、前年同期比4.4%減となっております。
リスクについて
- 建築塗料業界の動向：公共投資や民間設備投資の影響を受ける可能性。
- 価格競争：価格競争により販売単価が下落するリスク。
- 製造物賠償責任：品質問題が発生した場合の賠償リスク。
- 海外展開のリスク：政治経済の変動、規制変更などのリスク。
- 為替変動：為替変動による影響。
- 産業事故・自然災害：設備損害による生産中断リスク。
- 気候変動：環境規制の強化によるコスト増加のリスク。
まとめ
当連結会計年度（2023年3月期）の業績は、売上高が前期比8.3%増、当期純利益も2.3%増と好調に推移しました。しかし、材料費高騰による営業利益の減少が見られるため、引き続きコスト管理が重要となります。市場環境が厳しくなる中で、高付加価値製品の開発と効率的な経営戦略が今後のポイントとなるでしょう。
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