2023-06-28有価証券報告書 NTN株式会社

企業名 NTN株式会社
URL https://www.ntn.co.jp/japan/index.html
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 54346.0
所在地 大阪市北区中之島三丁目6番32号ダイビル本館






有価証券報告書の解説記事


企業概要

当社グループはNTN株式会社(当社)、子会社75社および関連会社13社で構成され、主に補修市場向け、産業機械市場向けおよび自動車市場向けの軸受、等速ジョイントおよび精密機器商品等の製造販売を行っております。

各事業の内容と状況

補修事業は主に軸受などの補修部品の供給に特化しており、産業機械市場向けでは建設機械や風力発電設備向けの製品が中心です。自動車市場向けには、車両駆動系部品などを供給しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
5,647 42.2 20.3 6,998,447

関連企業

NTN株式会社には主要な子会社と関連会社が複数存在します。日本国内には、株式会社NTNセールスジャパンや株式会社NTN三重製作所などがあり、海外にはNTN USA Corp.やNTN Europe S.A.などがあります。

業績

決算年月 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期
売上高(百万円) 733,846 651,956 562,847 642,023 773,960 +20.6%
経常利益(百万円) 22,231 △1,698 △5,742 6,815 12,047 +76.8%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) △6,958 △43,992 △11,641 7,341 10,367 +41.2%

各指標の増減について

売上高は新しい製品の需要増加や販売価格の上昇により前期比20.6%増加しました。経常利益は鋼材価格の上昇や固定費の増加などにより減少があったものの、売価転嫁や規模の影響、為替の影響もあり約76.8%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も、同様の理由で前期比41.2%増加しました。

リスクについて

この企業特有のリスクとして、以下の点が挙げられます:

  • グローバル展開による為替リスク
  • 原材料価格の変動リスク(特に鋼材)
  • 自動車市場への依存度の高い事業構造

まとめ

NTN株式会社の業績は、2023年3月期において大幅な成長を見せました。売上高、経常利益、当期純利益の全ての指標で前年を大きく上回る成績を収めており、特に補修事業と産業機械市場向けの成長が顕著です。ただし、原材料価格の上昇や為替リスクなどの懸念もあるため、これらのリスクへの対策が重要となります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。