2023-06-28有価証券報告書 神鋼鋼線工業株式会社

企業名 神鋼鋼線工業株式会社
URL https://www.shinko-wire.co.jp/
業種 鉄鋼
決算日 3月31日
資本金(百万円) 8062.0
所在地 尼崎市中浜町10番地1






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、当社、親会社、子会社7社、関連会社3社で構成され、特殊鋼線関連事業、鋼索関連事業、エンジニアリング関連事業、その他にわたる事業活動を展開しています。

各事業の内容と状況

特殊鋼線関連事業 – PC関連製品(PC鋼線、PC鋼より線、ケーブル加工製品等)、ばね・特殊線関連製品(ばね用鋼線、めっき鋼線、ステンレス鋼線等)の製造・販売。

鋼索関連事業 – ワイヤロープ製品(一般ロープ、特殊ロープ、ステンレスロープ等)の製造・販売。

エンジニアリング関連事業 – 架設・緊張用部材及び機器、線材三次加工製品の製造・販売。橋梁分野では大型案件が見込まれる一方で、点検・補修需要が増加している。

従業員について

項目 数値
従業員数 735名
平均年齢 41.2歳
平均勤続年数 16.1年
平均年間給与 6.2百万円

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

  • ㈱神戸製鋼所(親会社)
  • 神鋼鋼線ステンレス㈱
  • コウセンサービス㈱
  • 尾上ロープ加工㈱
  • ㈱ケーブルテック
  • テザックエンジニアリング㈱

業績

項目 2023年3月期 2022年3月期 2021年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 31,280 29,448 26,827 6.2%
経常利益 (百万円) 1,044 875 138 19.4%
当期純利益 (百万円) 832 599 208 38.9%
包括利益 (百万円) 953 1,074 555 -11.3%
純資産額 (百万円) 21,713 21,085 20,044 3.0%

各指標の増減について

売上高の増加は、鋼索関連部門での増収が主要因です。経常利益及び純利益も向上し、財政状態は全体的に安定していますが、包括利益は若干の減少を示しました。

リスクについて

当企業には、以下のリスクがあります:

  • 特定業界(建設業界、自動車業界)の需要減少
  • 大規模自然災害や新型感染症の発生
  • 原材料・部品調達のリスク
  • 人材確保や育成の困難性
  • コンプライアンス違反リスク

まとめ

本企業は、特殊鋼線関連事業や鋼索関連事業を中心に安定成長を続けています。財政状況や業績も堅調であり、一部リスクはありますが、全般として安定した経営が続いていると評価できます。

今後も多様な分野での技術革新や市場開拓により、持続可能な成長を目指している点がプラス要因と考えられます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。