| 企業名 | 株式会社紀文食品 |
|---|---|
| URL | https://www.kibun.co.jp/ |
| 業種 | 食料品 |
| 決算日 | 3月末日 |
| 資本金（百万円） | 4425.0 |
| 所在地 | 中央区銀座５－１５－１ |
有価証券報告書の解説
企業概要
当社グループは、国内および海外に拠点を持ち、水産練り製品、惣菜、水産珍味の食品製造販売を中心に事業を展開しています。また、関連事業としてロジスティクス（物流）事業にも力を入れています。国内外の子会社および関連企業との連携を強化することで、国内外市場でのプレゼンスを高めています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の3つのセグメントで構成されています。
- 国内食品事業: 水産練り製品、惣菜、水産珍味の製造販売、原材料の輸出入および仕入販売を行っています。
- 海外食品事業: 主に水産練り製品（特にカニカマ）の製造販売と輸出入を行っています。北米、アジア、欧州などの市場に供給しています。
- 食品関連事業: ロジスティクス（物流）事業を中心に、情報システム事業、リース事業、広告宣伝事業なども行っています。
従業員について
| セグメント | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 国内食品事業 | 1,334 (636) | 39.8 | 4,557 |
| 海外食品事業 | 814 (3) | 40.5 | 4,700 |
| 食品関連事業 | 433 (670) | 38.0 | 4,300 |
| 合計 | 2,581 (1,309) | 39.8 | 4,519 |
関連企業
- ㈱紀文西日本（国内食品事業）
- ㈱紀文産業（国内食品事業）
- ＫＩＢＵＮ (THAILAND) CO.,LTD.（海外食品事業）
- ＫＩＢＵＮ FOODS (U.S.A.),INC.（海外食品事業）
- ㈱紀文フレッシュシステム（食品関連事業）
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2022年3月期 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 105,691百万円 | 99,203百万円 | 6.5% |
| 営業利益 | 2,022百万円 | 3,809百万円 | -46.9% |
| 経常利益 | 1,760百万円 | 3,396百万円 | -48.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 442百万円 | 1,898百万円 | -76.7% |
各指標の増減について
2023年3月期の売上高は前期比6.5%増となりましたが、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ大きく減少しました。主な要因としては、原材料やエネルギー価格の急激な上昇が挙げられます。
リスクについて
- 食品の安全性リスク: 衛生管理は徹底していますが、万一不祥事が発生した場合、企業の信頼性が揺らぐ可能性があります。
- 原材料の市況リスク: 水産資源の需給バランスが崩れると、原料価格が高騰し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
- 為替リスク: 海外取引が多いため、為替レートの変動が業績に影響を与えることがあります。
- 気候変動リスク: 気候変動によるサプライチェーンの混乱や消費行動の変化などが事業に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社グループは、国内外での事業展開を進め、特に国内外の食品市場におけるプレゼンスを強化しています。2023年3月期は売上高こそ増加しましたが、急激なコスト上昇により利益面では苦戦しました。未来に向けた取り組みとして、コスト削減と効率化、新規市場の開拓などが重要となるでしょう。全体的な見通しとしては、成長性は高く評価されるものの、短期的にはコスト管理が鍵となるでしょう。
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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。
