2023-06-28有価証券報告書 株式会社プラコー

企業名 株式会社プラコー
URL https://www.placo.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 519.0
所在地 さいたま市岩槻区笹久保新田550番地





有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、プラスチック成形機の製造販売を主な事業内容として展開しています。主な製品には、医療や食品包装用のフィルムを成形するインフレーション成形機、自動車部品などを成形するブロー成形機、プラスチックリサイクル装置などがあります。また、機械のメンテナンスも行っています。

各事業の内容と状況

  • インフレーション成形機事業:フィルム製品(医療、食品包装が中心)を成形するための機械を製造・販売。
  • ブロー成形機事業:中空製品(自動車部品、工業用部品、日用雑貨品など)を成形するための機械を製造・販売。
  • リサイクル装置事業:環境保護の一環として破砕機、再生機、再製品成型装置を製造・販売。
  • メンテナンス事業:機械メンテナンス及び部品の販売を実施。

従業員について

従業員数(名) 〔臨時雇用者数〕 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
72 〔11〕 43.2 12.7 5699

当社の労働組合「プラコー労働組合」は円滑に運営されています。

関連企業

該当事項はありません。

業績

事業部門 売上高(千円) 前期比(%)
インフレーション成形機事業 853,446 12.0
ブロー成形機事業 513,626 -44.9
リサイクル装置事業 1,268,563 106.8
メンテナンス事業 367,685 -10.7
合計 3,003,321 10.4

各指標の増減について

  • インフレーション成形機事業は前期比12.0%増加し、節目を順調に進んだ。
  • ブロー成形機事業は前期比44.9%の大幅減。これは中型成形機の需要減少によるもの。
  • リサイクル装置事業は前期比106.8%増。大型リサイクル装置の納入・検収が進んだため。
  • メンテナンス事業は前期比10.7%減。半導体不足が原因で部品調達が困難だったため。

リスクについて

当社に特有のリスクや投資家が気にすべきリスクは以下の通りです:

  • プラスチック原料価格の変動:原材料費が上昇すると、ユーザーの設備投資意欲が低下する可能性あり。
  • 為替レート変動:為替変動により、輸出入価格が影響を受ける。
  • 大規模・高額商品の期間損益への影響:売上計上のタイミングに依存するため、期末に計上予定がずれ込む場合がある。
  • 外注先への依存:外注先との協力関係が損なわれると生産が円滑に行われないリスクがある。
  • 環境規制:厳しい環境規制に対応するための研究開発費用の増加が業績に影響を与える。

まとめ

当社の業績はインフレーション成形機事業とリサイクル装置事業で成長が見られ、全体的に前期比10.4%の売上高増加となりました。しかし、ブロー成形機事業およびメンテナンス事業では減少しました。今後の見通しとしては、社会的ニーズが高まるリサイクル事業に注力することで、安定的な成長が期待されます。


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