| 企業名 | 株式会社ニッピ |
|---|---|
| URL | https://www.nippi-inc.co.jp/ |
| 業種 | その他製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4404.0 |
| 所在地 | 足立区千住緑町１－１－１ |
企業概要
当社グループは、提出会社、子会社11社及び関連会社1社で構成され、可食性コラーゲン・ケーシング、ゼラチン及びコラーゲンペプチド、コラーゲン化粧品及び健康食品、皮革関連製品等の製造販売及び仕入販売を主な内容とし、更に輸入食品及び穀物の販売、iPS細胞培養基材、医療用コラーゲンの製造販売、不動産賃貸その他の事業活動を展開しております。
各事業の内容と状況
コラーゲン・ケーシング事業：国内販売は順調、輸出販売も好調でしたが、原材料及びエネルギー価格の上昇で減益。
ゼラチン関連事業：好調な需要により増収増益。
化粧品関連事業：通信販売の強みを活かし「ニッピコラーゲン100」が好調。
皮革関連事業：需要が回復傾向にあり、利益も改善。
賃貸・不動産事業：大規模開発計画が順調に進行。
食品その他事業：有機穀物やイタリア食材の需要が回復、バイオ関連製品も好調。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 従業員数(名) (臨時) |
|---|---|---|
| コラーゲン・ケーシング事業 | 320 | 46 |
| ゼラチン関連事業 | 88 | 24 |
| 化粧品関連事業 | 55 | 64 |
| 皮革関連事業 | 47 | 19 |
| 賃貸・不動産事業 | ― | ― |
| 食品その他事業 | 54 | 13 |
| 本社管理部門他 | 47 | 23 |
| 合計 | 611 | 189 |
提出会社の従業員数は428名、平均年齢38.95歳、平均勤続年数15.85年、平均年間給与は5,890,425円です。
関連企業
| 企業名 | 住所 | 資本金(百万円) | 主要事業内容 | 所有割合(%) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ニッピコラーゲン化粧品 | 東京都足立区 | 450 | 化粧品、健康食品販売 | 100.00 | 当社製品を受託販売 |
| 大鳳商事株式会社 | 東京都中央区 | 90 | 貿易業及び国内商業 | 82.12 | 当社製品の一部を仕入販売 |
| 大倉フーズ株式会社 | 東京都中央区 | 90 | イタリア食材商社 | 82.12 | 大鳳商事の子会社 |
| NIPPI COLLAGEN NA INC. | カナダ B.C.州BURNABY | 333千カナダドル | コラーゲン・ケーシング販売 | 100.00 | 当社より輸入販売 |
業績
| 指標 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 44,811百万円 | 13.9 |
| 営業利益 | 1,471百万円 | -16.3 |
| 経常利益 | 1,553百万円 | -12.6 |
| 当期純利益 | 1,169百万円 | 2.2 |
各指標の増減について
売上高は各事業の好調な業績により増加しましたが、原材料やエネルギーコストの上昇が利益に影響。営業利益と経常利益は減少しましたが、特別利益の要因で当期純利益は増加しました。
リスクについて
企業は多くのリスクに直面しており、その中でも注目すべきリスクは以下の通りです：
- 原材料価格の変動リスク
- 為替リスク
- 災害リスク
- 法的規制リスク
- 情報セキュリティリスク
まとめ
当社は、多岐にわたる事業を展開しており、各セグメントは好調な業績を示しています。一方で、原材料やエネルギーコストの上昇が利益に大きな影響を与えています。これからもグローバルな市場で成長し続けていくために、持続可能な経営戦略が求められます。金融アナリストの視点から見ると、当社は現状維持とはいえ、今後の見通しには引き続き注視が必要です。
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