2023-06-28有価証券報告書 株式会社ショーエイコーポレーション

企業名 株式会社ショーエイコーポレーション
URL https://www.shoei-corp.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 229.0
所在地 大阪市中央区備後町2丁目1番1号






有価証券報告書 解説記事


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企業概要

当社グループは当社、連結子会社(株式会社ファインケメティックス、SHOEI PLASTIC(THAILAND)CO.,LTD.)、非連結子会社(上海照栄社商貿有限公司)の計4社で構成されております。フィルムパッケージの専門メーカーとして創業しましたが、現在はお客様のご要望を実現させることをモットーに、時代のニーズに応えながら長年培われた技術と経験を活かし、パッケージ企画・製造、DM代行・物流、化粧品OEM・充填、日用品・雑貨の企画・販売等の事業領域まで拡大しております。

各事業の内容と状況

営業促進支援事業

営業促進支援事業は、お客様の製品の包材、アセンブリ、企画から配送にいたるまで、商品・サービスの提供や支援を行う事業です。厳しい営業環境の中でも、第55期下期から改善が見られ、販売が安定し始めました。また、行動制限の緩和により、充填案件の受注も増加しています。

商品販売事業

商品販売事業は、100円ショップやドラッグストア、小売販売店に対して、商品を企画提案し、調達・提供する事業です。特に、ポリエチレン製品を中心とした消耗品が好調で、全体的に売上が増加していますが、販売価格への転嫁や仕様変更も進めています。

その他の事業

不動産賃貸事業では、物流倉庫の賃貸を行っており、セグメント利益は微減しました。

従業員について

連結会社の状況

セグメントの名称 従業員数(名) 従業員数(名) (臨時)
営業促進支援事業 178 153
商品販売事業 351 98
全社(共通) 24 0
合計 553 251

提出会社の状況

従業員数(人) 従業員数(人) (臨時) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
189 210 43.2 11.1 5,105,941

関連企業

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合 関係内容
株式会社ファインケメティックス 東京都中央区 54,000千円 化粧品及び医薬部外品の受託製造、製造販売、輸出入事業 100.0% 役員の兼任、製品等の仕入
SHOEI PLASTIC(THAILAND) CO., LTD. タイ王国サムットプラカン県 140,000千タイバーツ ポリエチレン関連商品の製造 100.0% 役員の兼任、製品等の仕入

業績

項目 第52期 第53期 第54期 第55期 第56期
売上高 (千円) 17,807,429 19,115,844 20,507,456 19,268,635 20,745,635
経常利益又は経常損失(△) (千円) 501,281 632,520 1,071,461 183,805 △332,472
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失(△) (千円) 317,648 406,065 675,186 89,307 △1,617,347
包括利益 (千円) 244,323 453,905 704,075 29,187 △1,565,606
純資産額 (千円) 2,607,424 2,695,936 4,733,753 4,524,683 2,804,532
総資産額 (千円) 8,959,046 9,037,539 10,287,815 12,793,196 11,034,587
1株当たり純資産額 (円) 398.57 431.81 612.52 585.55 362.94
1株当たり当期純利益又は純損失(△) (円) 48.66 64.01 100.55 11.56 △209.30
自己資本比率 (%) 29.1 29.8 46.0 35.4 25.4
自己資本利益率 (%) 12.6 15.3 18.2 1.9 △44.1
株価収益率 (倍) 18.5 10.5 10.7 53.7 △2.7

各指標の増減について

売上高は前年比7.7%の増加を記録しましたが、急激な原材料価格の上昇や為替の変動に対応するため、利益面では悪影響が見られました。特に、親会社株主に帰属する当期純損失は前年同期の利益から大幅な損失に転じています。

リスクについて

この企業特有のリスクとして、原材料調達や価格変動、為替変動、金利変動、少子高齢化などが挙げられます。特に原油価格やプラスチックフィルムの価格変動が業績に深刻な影響を与える可能性があります。また、少子高齢化は消費行動に影響を及ぼし、長期的な売上低下リスクを孕んでいます。

まとめ

この企業は現在、包括的な事業改造と自社商品・ブランドの強化に力を入れている段階です。新しいビジネスモデルの確立を目指し、従業員のエンゲージメントや能力開発にも努めています。現状では不安定な経済環境への対応を求められていますが、長期的な視点で見れば企業価値の向上に向けたポテンシャルを持っています。ただし、短期的には厳しい業績が予想されるため、慎重な投資家はリスク評価を十分に行うことが肝要です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。